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活用事例 2022.08.15

VR内見で住宅を比較検討、「メタ住宅展示場」がオープン

8月15日、リビン・テクノロジーズ株式会社は、VRで住宅を内見し、比較検討できる「メタ住宅展示場」サービスを開始しました。今まではコスト面がネックとなり出展が難しかった、中小工務店による住宅展示の可能性も見込まれています。

住宅購入者にも住宅メーカーにも、選択肢を増やすサービス

リビン・テクノロジーズ株式会社は、住宅関連企業と消費者のウェブマッチングサービスを行う会社です。不動産サービスの比較サイト「リビンマッチ」を運営しています。

今回発表された「メタ住宅展示場」は、実在するモデルハウスや施工物件の屋内を高画質4Kデジタルで撮影、バーチャル空間に複製を作成し、デジタルツイン化したVRモデルハウスを一覧できるサービスです。サイト閲覧やVR内見にゴーグルやヘッドセットは不要です。デジタルツイン化には、米Matterport社の空間データデジタル合成処理技術を採用しています。

本サービスでは、ユーザーはどこからでも住宅施工会社を一目で比較検討することができます。既設モデルハウスだけでなく、竣工済物件を撮影、「メタ住宅展示場」に掲載するため、新たに展示用住宅を建てる必要がないことも特徴です。またVRモデルハウス内にテキストや動画を挿入し、特徴や性能など詳細な説明も掲載できます。

デジタルツインの不動産活用事例は他にも

VRを活用した不動産内見やARを用いた施工イメージ提供など、デジタルツイン技術を用いた不動産業界でのVR・AR活用事例は多数存在します。

新型コロナウイルスの影響もあって利用者も増加しており、今後も活用事例が蓄積されていく分野となる見込みです。

(参考)プレスリリースリビン・テクノロジーズ株式会社


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