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企業動向 2024.04.17

Metaが「Meta Quest」を使った教育向けシステムを開発中。生徒のVRデバイスやアプリを一括管理、2024年後半にリリース

MetaはVR/MRヘッドセット「Meta Quest」を使用した「VR教育」向けの管理システムを開発中です。2024年4月15日、Metaの公式Webサイトで明らかにしました。正式なプロダクト名や詳細な機能については、「今後数ヶ月のうちにアナウンス予定」としています。

教育で使う「Meta Quest」の管理や導入をスムーズに

Metaが開発を明らかにしたVR教育向け管理システムは、主に教師やトレーナー、管理者が使用することを想定しています。いわゆる「EMM(Enterprice Mobility Management / エンタープライズモビリティ管理)」と呼ばれるシステムであり、生徒が使用するMeta Questの管理、VR教育アプリの一括更新や設定変更が可能です。これにより、VRを活用した教育がよりスムーズに行えるようになります。

なお、Metaは本発表に際し、「このVR教育向け管理システムは、ビジネス用の管理システム『Meta Quest for Business』がサポートする市場向けに、13歳以上を対象とする教育機関が利用できるようにする」とコメント。「Meta Quest for Business」は日本でのサポートを行っているため、VR教育向け管理システムも同様に、日本の中学校や高等学校、専門学校、大学等で使用可能と思われます。

(参考)Meta


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