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ARゲーム・アプリ 2023.05.02

旅行や帰省中におすすめの「位置情報ゲーム」まとめ スマホを持って外に出よう!

ゲーム内のフィールドマップが、現実の地図や地形と連動している「位置情報ゲーム」。2023年現在「ポケモンGO」や「ドラクエウォーク」などが有名で、多くの人が遊ぶゲームジャンルとしての地位を確立しつつあります。

本記事では、配信中(2023年4月時点)の位置情報を活用しているゲームから、特に人気が高い、あるいは知名度が高いコンテンツが“原作”の作品を7つ紹介します。旅行や帰省など、普段はあまり訪れない場所に向かう際に、遊んでみませんか?

街中でポケモンたちを捕まえよう!「ポケモンGO」

スマートフォンを開くと、プレイヤーの現在地周辺がポケモンの生息するマップへと変化し、ランダムに出現する様々なポケモンをゲットできるというゲームです。捕まえたポケモンは、育てたり他のプレイヤーと交換できるほか、ジムバトルやレイドバトルで戦わせることもできます。

ゲーム内のフィールドマップは、現実世界と時間や天候が連動しており、出現するポケモンもそれらに合わせて変化します。雨が降っている夜にプレイした場合、晴れた日中に遊んだときとは違うポケモンが現れる仕組みです。

フィールドマップには、有名な建物や名所などが「ポケストップ」として登録されており、画面上で回転させることで「モンスターボール」など各種アイテムを得ることができます。

また、「AR+モード」を起動すると、ポケモンを捕獲するとき、公園や住宅地といった周囲のリアル環境がカメラを通して画面に表示。現実世界とポケモンが“重なる”ような体験が楽しめます。また、すでに捕まえたポケモンをAR機能で出現させて、一緒に記念撮影を撮ったりもできます。

さらに、世界各地でリアルイベントが開催されているのも「ポケモンGO」の特長。2023年はイベント「Pokémon GO Fest」が大阪府の万博公園などで開催される予定です。

タイトル

ポケモンGO

開発元

ナイアンティック

対応デバイス

iOS/Android

ストアページ

App Store:https://apps.apple.com/jp/app/pokemon-go/id1094591345
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticlabs.pokemongo&hl=ja

バトルやクエスト重視の人にオススメ「ドラゴンクエストウォーク」

人気RPGシリーズ「ドラゴンクエスト」を題材にした位置情報ゲーム。現実世界をベースにしたフィールド上には、シリーズでおなじみの敵モンスターたちが登場し、倒すことで経験値やアイテムが得られます。

また、本作にはメインストーリー(クエスト)が用意されており、これを進めていくことがゲームの主な目的のひとつ。クエストを受注すると、任意の場所に「目的地」を設定。その場所まで進むと、戦闘などが発生しクエストが進行します。

戦闘はシリーズ伝統のターン制方式。ストーリーを進めると仲間が増え、最大4人のパーティで戦えるようになります。「ウォークモード」という、移動中に画面を見なくても範囲内のモンスターとの戦闘が行われるシステムも搭載されています。

そのほかにも、多くのプレイヤーと共同で戦う「メガモンスター」や、特定のボスモンスターと戦う「ほこら」といったコンテンツが用意されています。「ポケモンGO」と比べると、より戦闘にフォーカスしたゲーム性になっていると言えるでしょう。

プレイヤーの装備は、ガチャでアイテムを獲得することで強化できます。ガチャは常設の「SP装備ふくびき」のほか、イベントや特定の時期だけ回せる期間限定ガチャがあります。期間限定ガチャの多くは、過去作のアイテムを題材にしており、運が良ければシリーズに登場したキャラクターの装備を得るチャンスもあります。

自キャラクターやモンスターをAR撮影できる「キャラAR」と「モンスターAR」と呼ばれる機能も用意されており、現実世界にキャラクターたちを設置して、好きな写真を撮ることもできます。

タイトル

ドラゴンクエストウォーク

開発元

スクウェア・エニックス・コロプラ(共同開発)

対応デバイス

iOS/Android

ストアページ

App Store:https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF/id1439417234
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.square_enix.android_googleplay.dqwalkj&hl=ja&gl=US

気軽に遊びたい人向け「Pikmin Bloom(ピクミン ブルーム)」

任天堂の「ピクミン」シリーズを題材にした位置情報ゲームです。ジムやレイドバトルといった戦闘要素を取り入れた「ポケモンGO」とは異なり、現実世界を歩いてフィールド上に花を植えていく要素がメインで、より“手軽”な内容となっています。

登場するピクミンの色は、赤ピクミンや黄色ピクミン、青ピクミンなど全部で7種類です。おつかい」などを使って苗を獲得し、スロットにセット。そのあと一定以上の歩数を歩くとピクミンが“誕生”する仕組み。

また、ラーメン店や空港付近など、特定の場所で見つけた「大きな苗」を育てると、それぞれの場所に関連した被り物を装着した「デコピクミン」が生まれます。

タイトル

Pikmin Bloom(ピクミン ブルーム)

開発元

ナイアンティック

対応デバイス

iOS/Android

ストアページ

App Store:https://apps.apple.com/jp/app/pikmin-bloom/id1556357398
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticlabs.pikmin&hl=ja&gl=US

派閥を選んで「ポータル」を占領せよ!「Ingress Prime」

2012年にサービスが開始された、スマートフォン向けARゲーム「Ingress」の次世代版です。プレイヤーは「エンライテンド」か「レジスタンス」という2つの派閥からいずれかを選び、「ポータル」を占領して陣地を広げることを目指します。

占領した「ポータル」は繋げることができ、3つ接続するとコントロールフィールド(CF)を確立できます。このCF内にいる自陣営の人数を可能な限り多くすることが、ゲームの主な目的です。

また前作「Ingress」のリリース以降、長期的にストーリー展開が行われており、これまでには「1218シーケンス」「オシリス・シーケンス」「ネメシス・シーケンス」というシリーズが展開されています。2018年にはアニメ版も放送されました。

タイトル

Ingress Prime

開発元

ナイアンティック

対応デバイス

iOS/Android

ストアページ

App Store:https://apps.apple.com/jp/app/ingress-prime/id576505181
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticproject.ingress&hl=ja&gl=US

あの恐竜たちに会える!「Jurassic World アライブ!」

有名映画「ジュラシック・パーク(ワールド)」シリーズを題材にした作品。フランスのゲームスタジオLudiaが開発を担当しており、位置情報を活用して、現実世界に潜む恐竜たちを集めます。

フィールド上で恐竜と遭遇すると、ドローンを飛ばして各個体の遺伝子を集められます。この遺伝子を一定以上収集すると、その恐竜を「創造所」で“作成”可能に。また、特定の恐竜同士の遺伝子をかけ合わせることで、「ハイブリッド恐竜」を生み出すこともできます。

恐竜を作った後は、チームを編成してバトル(PVP)に挑むというのが基本的な流れ。勝利すると経験値や報酬を得られます。フレンドとの対戦も可能で、特別な報酬も用意されています。

タイトル

Jurassic World アライブ!

開発元

Ludia

対応デバイス

iOS/Android

ストアページ

App Store:https://apps.apple.com/jp/app/jurassic-world-%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96/id1231085864
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ludia.jw2&hl=ja&gl=US

人気歴史シミュレーションが位置情報ゲームに「信長の野望 出陣」

コーエーテクモゲームスの人気シミュレーション「信長の野望」シリーズの位置情報ゲーム。実際に歩くほど、自分の領地が拡大していくシステムです。※4月にベータテストが終了。記事執筆時点では開発段階で、正式なリリース日は決定していません。

フィールドには、お城や施設、実在の戦国武将などが登場。歩くと領土を強化するための資源も集まり、これらの物資を使って内政を展開。国力と集めた武将を強化して合戦での勝利を目指します。

ゲーム内では史実にちなんだイベントも開催されます。4月18日(火)まで実施されたクローズドβテストでは、武田信玄と上杉謙信が激突した「川中島の戦い」の“列伝イベント”が行われました。

タイトル

信長の野望 出陣

開発元

コーエーテクモゲームス

対応デバイス

iOS/Android

スターバスケ選手たちでチームを編成「NBA All-World」

アメリカのプロバスケットボールリーグ「NBA」を題材にしたスマートフォン向けARゲーム。レベルを上げて、地域でのチャンピオンを目指して競い合います。

ゲームプレイは、フィールド上での移動パートと、実際のバスケットボール(を簡略化したもの)を遊ぶパートに分かれています。

フィールドには、NBAで活躍するスター選手たちが出現し、バスケ勝負に勝つと自分のチームに加入させることが可能。各選手を使って、フィールドを散策することもできます。

マップの各地には「ポケストップ」に相当する「コート」が点在。練習モード「ピックアップゲーム」か、登録している他プレイヤーを倒して自チームのランク入りを狙う「コート制覇」を遊ぶことができます。

「コート制覇」の対戦は1VS1形式。オフェンスとディフェンスが交互に入れ替わります。 最初に5得点を挙げた選手、または5分間で挙げた得点の多い選手が勝ちとなります。勝った場合は選手がランキング入りし、他プレイヤーによって追い落とされるまでランキングが維持されます。

選手のカスタム要素も実装されており、スニーカーやジャージなどのギアを手に入れて、お気に入りの選手に着せることができます。なお、ギアアイテムの一部は、有名スポーツブランドの製品が登場しています。

タイトル

NBA All-World

開発元

ナイアンティック

対応デバイス

iOS/Android

ストアページ

App Store:https://apps.apple.com/jp/app/nba-all-world/id1632344574
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticlabs.nbaallworld&hl=ja&gl=US

位置情報ゲームで“ひと狩り”「Monster Hunter Now」

ナイアンティックが株式会社CAPCOM(カプコン)と共同開発する、「モンスターハンター」シリーズの位置情報ゲーム。9月に正式版がリリースされる予定で、現在(5月時点)は、クローズドβテストが実施されています。

プレイヤーはハンターとなり、現実世界に登場するモンスターを狩る冒険に出発します。現実の地図とアプリの地図が同期しており、通勤や通学中にスマホを開いて、モンスターを探し、クエストに挑戦できます。

戦闘に入ると、これまでの「モンスターハンター」のように巨大なモンスターと対面し、武器を使って攻撃ができます。避けたり必殺技を放ったりといったアクション要素がふんだんにあり、原作さながらのハンター体験が可能。おなじみのモンスターや武器が多数登場します。

モンスターの狩猟は共闘(マルチプレイ)可能で、最大4人で大きなモンスターを狙うといった遊び方もできます。

基本的に原作を踏襲したアクションゲームで、戦闘に最大75秒の制限時間が課せられていることが特徴です。時間内に倒せなかった場合、「ペイントボール」を当てると、後ほど好きな場所やタイミングでモンスターに再挑戦できます。

「Monster Hunter Now」のクローズドβテストには、公式サイトより申し込み可能。テスト人数は上限1万人で、抽選で選ばれた人だけが参加できます。

タイトル

Monster Hunter Now

開発元

ナイアンティック・カプコン(共同開発)

対応デバイス

iOS/Android

(執筆:井文)


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