施設サービスの案内は、利用者が目的地へ迷うことなく辿り着けることが理想とされています。こういった利用者にサービスや情報を伝えることは「サイン計画」と呼ばれ、日々試行錯誤されています。
今回、VRを用いた図書館向けの案内設計コンテンツが制作されました。図書館の案内や導線に不備がある場合、利用者だけでなく、質問を受ける図書館員にも負担を強いてしまうので、その解決のために同VRコンテンツが制作されたとのことです。
同VRコンテンツは、VR空間の図書館の中に、良い例・悪い例のサインを配置することで、体験者は歩行者の視線から実際にどう見えるか、色や大きさを変えると見え方がどう異なるかを疑似体験することができる図書館のVRシミュレーターです。シミュレーション機能は、サイン形状や位置、視点の高さの切り替えなどが行なえます。
同コンテンツは株式会社ハコヤが、図書館サービス研究所の監修の下制作しています。両社は、図書館業界のサイン計画の改善を目指し、それぞれの強みを生かしたVRコンサルティングサービスを提供していくとのことです。
なお、2017年11月7日から9日まで横浜で開催される「図書館総合展2017」のハコヤのブースにて同VRコンテンツが展示されます。
イベントの概要
開催日 |
2017年11月7日 ~9日 |
日時 |
10:00~18:00 |
会場 |
パシフィコ横浜 会議センター 3F |
アクセス |
・みなとみらい線 みなとみらい駅より徒歩3分 |
入場料 |
無料 |
公式サイト |
(参考)
【図書館×VR】図書館のサイン計画の失敗を防ぐ鍵はここにある!図書館のサイン計画をVRでシミュレーション!図書館総合展2017に出展します。 / PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000026470.html