4月8日、NTTスマートコネクト株式会社および西日本電信電話株式会社(NTT西日本)京都支店は、京都府城陽市での「3D教育メタバース」導入を発表しました。城陽市の教育委員会と協力し、不登校の児童生徒に学びの場を提供します。
文科省の不登校対策、「すべての生徒が学び続けられるように」
「3D教育メタバース」は、NTTスマートコネクトが提供しているメタバースサービスです。今回の取り組みでは、城陽市内の適応指導教室で「3D教育メタバース」を導入します。2025年3月末まで、およそ1年間にわたって実施される見込みです。不登校児に学びの場や授業活動への参加の機会を提供するほか、アバターを介したコミュニケーションの促進などを図ります。
2023年3月、文部科学省は全国の不登校生徒数が30万人に増加していることを受け、「誰もが学び続けられる環境を保障する不登校対策(COCOLOプラン)」を策定。様々な方法で、「学びたいと思ったときに学べる環境を整える」という考え方に基づき、各自治体が様々な施策を実施しています。
(参考)NTTスマートコネクト