株式会社小松製作所(コマツ)は、同社が提供するICTソリューション「スマートコンストラクション」プロジェクトの一端として、グーグル社のARプラットフォーム「Tango」を用いたスマートフォンアプリの開発を進めています。
開発中のアプリは、下記のような建設現場での実用化を目指したさまざまな機能を実験的に取り入れているとのことです。本アプリの制作は、面白法人カヤックが担当しています。
設計面3DデータのリアルタイムAR合成
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現況の施工中の地形と完成地形の3Dデータを合わせ、リアルタイムでAR表示します。現況地形から施工進捗を確認できます。Tangoのマーカー機能を用いて、位置座標の補正も行っています。
地形のSLAMから、掘削や盛土部分を推定
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地形の形状をスキャンすることで、完成設計面3Dデータと合わせて「掘削や盛土」の部分を推定してAR表示での確認が可能です。
建設機械を実寸大でAR表示
ショベルカーやダンプカーといった建設機械を実寸大AR表示することができます。建設現場のスペースにダンプカーが通過できるか、配置できるかなど建設現場での事前サイズ確認に役立たせることが可能です。ミニチュアなどのスケールモデルを利用して机上で検討できるスケールモードもあるとのことです。
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なお、7月19日より東京ビッグサイトにて開催される「メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2017」にて、建設現場のジオラマを用いた本アプリのデモンストレーションとして展示が行われます。
イベント概要
イベント名 |
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2017 |
開催日時 |
2017年7月19日から21日 10:00から17:00 |
会場 |
東京ビッグサイト 東ホール(東京国際展示場) |
本アプリの展示ブース番号 |
1H-16 |
URL |