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空間保存・報道 2019.09.17

米TIME誌、森林破壊をARで説明 机の上に熱帯雨林が広がる

米大手誌の一つTIMEが、アマゾンの熱帯雨林の現状を目の前に再現するARコンテンツ「Inside The Amazon: The Dying Forest」の提供を開始しました。動画などと異なり、目の前に3Dのジオラマのように実際のAmazonの様子が広がることで理解を促進する目的だと考えられます。

Time誌は、「Inside The Amazon」を高精細のクオリティで製作しました。ユーザーはTIMEのAR/VRアプリ「TIME Immersive」で視聴します。縮小しつつある熱帯雨林の動向を詳細を確認することができます。

製作にあたっては、TIME誌のARプロデューサー2人がアマゾンの熱帯雨林に向かい、高精細のカメラを搭載したドローンで撮影。アマゾンを詳細に3Dスキャンしています。

米メディアVRScoutによれば、「Inside The Amazon」ではARの体験をより豊かなものにするために、空間音声デザインを用いている、とのこと。59年もの間にわたって環境保全と動物愛護活動をつなげる受けるJane Goodall博士が音声を担当し、熱帯雨林の縮小を進める主要な要素について解説を行っています。

(参考) VR Scout


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