米大手誌の一つTIMEが、アマゾンの熱帯雨林の現状を目の前に再現するARコンテンツ「Inside The Amazon: The Dying Forest」の提供を開始しました。動画などと異なり、目の前に3Dのジオラマのように実際のAmazonの様子が広がることで理解を促進する目的だと考えられます。
Time誌は、「Inside The Amazon」を高精細のクオリティで製作しました。ユーザーはTIMEのAR/VRアプリ「TIME Immersive」で視聴します。縮小しつつある熱帯雨林の動向を詳細を確認することができます。
製作にあたっては、TIME誌のARプロデューサー2人がアマゾンの熱帯雨林に向かい、高精細のカメラを搭載したドローンで撮影。アマゾンを詳細に3Dスキャンしています。
米メディアVRScoutによれば、「Inside The Amazon」ではARの体験をより豊かなものにするために、空間音声デザインを用いている、とのこと。59年もの間にわたって環境保全と動物愛護活動をつなげる受けるJane Goodall博士が音声を担当し、熱帯雨林の縮小を進める主要な要素について解説を行っています。
(参考) VR Scout