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企業動向 2024.06.05

仕事用VR/ARヘッドセット「Visor」、9月に初となるデモイベントを実施。通常版は2025年3月より出荷

2024年5月29日、ImmersedはVR/ARヘッドセット「Visor」のデモンストレーションを9月に開催することを発表しました。本イベント「Immersed IRL」はアメリカのテキサス州オースティンで開催され、合わせて「Visor Founder’s Edition」の出荷開始も予定されています。従来の予約注文は2025年3月から出荷される見通しです。


(画像: Immersed)

軽量小型のVR/ARヘッドセット、採用チップなども明らかに

Immersedは2020年に設立。VR/MRヘッドセット「Meta Quest」、空間コンピューティングデバイス「Apple Vision Pro」などで利用可能な業務効率化アプリ「Immersed」を提供しています。PCモニターをVR/MRで表示し、ユーザーがバーチャルな作業空間を拡張できるように設計されています。「Visor」はこのアプリケーションの利用を前提としたデバイスで、特にリモートワーカーなどに向けたVR/ARヘッドセットとして開発されました。重量はわずか200g前後、別セットのバッテリー交換などで最大4時間のワイヤレス利用が可能です。


(画像: Immersed)

ImmersedはVisorの開発・製造にあたり、複数の企業との提携を行っています。当初よりインテルやクアルコムとの協力を公表しており、今回チップセットがクアルコムの「Snapdragon XR2+ Gen 2」採用となることを明らかにしました。製造はペガトロンが担当し、ディスプレイはBOEの片目あたり3.5KマイクロOLED、アイトラッキングには「PlayStation VR2」などでも採用されているTobiiのソリューションを組み込むことも発表しています。

(参考)Immersed


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