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業界動向 2019.10.16

日立グループ企業ら、屋外環境でも使えるメガネ型HMD開発・販売へ

株式会社日立エルジーデータストレージ(HLDS)と株式会社テレパシージャパンは、高輝度ウェーブガイドモジュール、および同モジュールを使用したヘッドマウントディスプレイ(HMD)を共同開発・販売する旨を発表しました。

このHMDは「高輝度・高透過率(シースルー)・軽量」であり、屋外環境でも鮮明な視認性とストレスのない装用感を実現できるとしています。

明るい業務現場でも違和感なく視認できる

今回HLDSとテレパシーが共同開発・販売するのは、「高輝度、高透過率(シースルー)、軽量」を実現した「ABSA(Advanced Beam Splitter Array)」と呼ばれる導光板方式のディスプレイモジュールを搭載したヘッドマウントディスプレイです。

両社は共同開発の経緯として、HMDを活用した業務支援やエンターテインメント、ARソリューションなどのニーズ増大を挙げ、「屋内外を問わず、太陽光/高輝度照明下等の明るい業務現場で、違和感なく視認できる高輝度・透過型HMDの必要性が高くなっている」とコメント。それぞれの技術を持ち寄ることで高輝度化、軽量・小型化を実現し、これまでHMDが活用されづらかった業務用途においても実用に耐えうる製品を目指します。

(参考)株式会社テレパシージャパン プレスリリース


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