4月27日、グリー株式会社(以下グリー)は、平成30年6月期の第3四半期決算を発表しました。第3四半期の売上高は179億円、営業利益は28億円。前期比で売上高は15.9億円の減少ですが、広告宣伝費の効率的投下などによって費用が20億円減少。結果として、営業利益率は3.6ポイント増加の15.6%となっています。
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ライブエンターテインメント事業への参入を発表
グリーは今年4月、新たな柱としてライブエンターテインメント事業への参入を発表しました。バーチャルYouTuberに関する子会社の設立やファンドの開始、オーディション開催など、積極的な策を展開しています。事業概要のトップには、積極攻勢・成長事業への投資としてライブエンターテイメント事業が掲げられています。
またゲーム・エンタメ事業の概要にはVR事業の説明も。イオンファンタジーと提携した子供向けVRゲームや、採用プロモーションツールが紹介されています。
事業ごとの数値は発表されておらず、ライブエンターテインメント事業の具体的な計画も公表されていません。しかしグリーはこの分野へ100億円規模の投資を実施すると発表しており、次回の決算では新事業としてどのように報告されるか、注目されます。