ゲームエンジンGodotの開発元は、メタ(旧フェイスブック)のVR/AR部門「Reality Labs」より新たな助成金を受けることを明らかにしました。この助成金により、新機能の追加やより多くのデバイスをサポートするなどの取り組みが発表されています。
Godotはクロスプラットフォームでオープンソースの2D/3Dゲームエンジン。2020年12月にも、メタ(当時、フェイスブック)より資金援助を受けています。
前回の助成金により、XRの標準仕様であるOpenXRサポートを完全追加するなどの開発が進められました。
今回の新しい助成金の半分は、XRのサポートを継続し強化するために充てられます。具体的には以下が挙げられました。
・より多くのデバイスサポート
・メタのキーノートセッション(2021年10月)で発表されたような様々な新機能の実装
助成金の残り半分については、「Godot コミュニティではよく知られているように、Godot エディタは本質的にそれ自体が Godot ゲームなのです。Godotの編集体験をXRに取り入れることで、この機能をさらに発展させようと考えています」と述べられています。
また、Godotがブラウザ上でエディタを実行できるようになったように、Meta Questのようなスタンドアローンデバイスで機能を実行できるようにすることも目標にされています。
(参考)Godot Engine