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企業動向 2024.04.12

フィンランドのVRミーティングSaaS企業に破産宣告。大手企業等で導入も資金繰りに困難か

2024年4月8日、ビジネス向けソーシャルVRプラットフォーム「Glue」を運営するGlue Collaborationは、フィンランドのヘルシンキ地裁により破産宣告を受けました。これにより、Glueのサービス提供が近日中に停止される可能性が浮上しています。

大手企業等で導入も、資金繰り困難か

Glue Collaborationは2017年にフィンランドで設立。ビジネスミーティングや教育、トレーニング等で利用できるソーシャルVRプラットフォーム「Glue」を開発・提供しています。2019年には約4.2億円の資金を調達。その後も技術開発とサービス改善を続け、「Glue」はドイツの最大手通信事業社の子会社であるT-Systems等で2年以上にわたり使用されていました。

現在、Glueは事業の売却先・承継先を見つけるための選択肢を模索しており、今後2週間でサービスの継続、または停止に向けた指針を検討します。CEOのJussi Havu氏は「サービス提供が続くかどうかは不透明だが、全力を尽くす」とコメントしています。

(参考)Glue Corporation


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