VRで実際に建物の高さや形状を確認できる建築業向けのソフト『GLOOBE VR Ver2.0』が2017年9月20日より発売します。プロジェクトの様々な段階にてVRで建物の確認を行えるため、プレゼンでの活用などができるとのことです。
『GLOOBE VR Ver2.0』を利用するには、BIMデータ(建物のデータ)から維持管理や修繕計画といった建物の情報を可視化するBIM建築設計システム『GLOOBE 2018』以降が必要となります。VRデバイス「Oculus Rift」と「HTC Vive」に対応。
『GLOOBE VR Ver2.0』は、VRで屋上や仮設足場の上にいる際の空間を再現し、高いところにいる感覚の体験や、仮設足場の安全教育にも活用できます。VRデバイスのコントローラーのバイブレーション機能にも対応しており、形状の把握も行えます。両手のコントローラーが形状どおりに振動します。
また、アニメーション機能も搭載しており、窓やドアの開閉、クレーンなどの車両の可動範囲の操作といった現実さながらのシミュレーションを行うことも可能です。素材をあらかじめ用意しておくことで、VR空間の中で素材の変更が可能です。その場でカラーシミュレーションを行えるなど、イメージの共有がしやすいとのことです。
その他にも、朝・昼・夜といった現場の時間を変更することも可能です。日中の採光や夜景など写真を元に再現します。
福井コンピュータアーキテクト東京銀座店・大阪梅田店では、ショールームを設け『GLOOBE VR Ver2.0』を体験することができます。体験は予約制となっています。
ソフトウェアの概要
名称 |
・GLOOBE 2018 |
料金 |
・GLOOBE 2018 |
発売日 |
2017年9月20日 |
ウェブサイト |
(参考)
福井コンピュータアーキテクト株式会社 プレスリリース
http://hd.fukuicompu.co.jp/ir/documents/20170807.pdf