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フェイスブックが発表 新たな時間の単位「Flick」目的はVR開発

VR開発や映画制作時は、体験時に違和感が生じないように非常に細かいフレーム間隔で描画する映像を作ります。現在、このフレーム間隔は1秒未満の小数点や分数などで表されています。フェイスブックは、これらの時間をキリの良い整数で表すための新たな時間の単位「Flick」を発表しました。

新たに発表された時間の単位「Flick」

VRコンテンツの体験が快適なものになるか、気分が悪くなってしまうかの違いは映像のわずかな遅れによって引き起こされてしまうことがあります。フェイスブックは、このわずかな時間差を解りやすく表現し、VR開発や映画製作において表示されるビデオとその他の編集が遅れずに同期するのを補助するため、「Flick」という単位を発表しました。

コード共有サイトであるGitHubで書かれている説明によると、1flickは1/705,600,000秒のことであり、1ns(ナノ秒)よりもわずかに大きい値です。この単位を映像の更新タイミングでよく使われる24FPS、30FPS、60FPS、120FPSにおける1フレームの秒数や、音楽を圧縮する際に1秒間に何回サンプルを取得するかを表すサンプリングレートが44.1kHz、96kHzといったときに1回取得する時間を全て整数で表すことができます

また、Oxford大学の研究者がBBCに話した内容によると、「Flick」の登場によりVR開発者は時間を厳密に記述する方法ができたことで、より没入感を得られるようなコンテンツを作りやすくなるだろうと語っています。また、開発者が映像遅延の問題に対処しやすくなり、人の動きと映像を確実に同期することが可能になるのではないかと話しています。

(参考)
Facebook creates new unit of time to help make VR more immersive /  Silicon Republic(英語)

Facebook creates new unit of time to help make VR more immersive

Silicon Republic

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この記事を書いた人

あつぽん

日本でMRシステムの開発に携わった後アメリカへ渡り、VR/MRシステムを企業へ導入するための検討・開発に従事。現在は日本在住。

人間の能力そのものを拡張させるテクノロジー「ヒューマンオーグメンテーション」のコンセプトに惹かれ、その界隈の動向に強い関心を持っています。その中で実用化フェーズにあるVR/MRの盛り上がりをより広い範囲へわかりやすく伝えていきたいと思っています。

Twitter:@atupon

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