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活用事例 2023.08.23

大和ハウスグループがメタバース活用 BIMと建材データを連携し可視化

大和ハウスグループら3社は、建物のBIMデータと建材データベースを連携して実寸大の外観・内装イメージが表現できる技術「D’s BIM ROOM(ディーズビムルーム)を開発しました。建設予定地にMRで外観・内装イメージを表示できるほか、3D空間内でコミュニケーションしながら内装デザインが行えます。

3DモデルをVRやMRで確認、内装イメージも手軽にチェック

大和ハウス工業、南国アールスタジオ、トラスが3社で開発した「D’s BIM ROOM」は、従来技術のようにBIMデータから3Dモデルを生成するだけでなく、トラス社の建材データベースと接続して外観・内装イメージを変更できる技術です。建材データベースには約3万の壁材、約2万アイテムの床材、約1万アイテムの天井材が登録されており、これを自由に切り替えることで、内装の検討等を手軽に行えるようになります。

「D’s BIM ROOMには、南国アールスタジオの業務用メタバース構築サービス「WHITEROOM」を活用しており、遠隔地にいる利害関係者もアバターで会話に参加したり、資料共有できます。作成された3Dモデルはパソコンやタブレット、ヘッドセットで閲覧できるほか、建設予定地にMR表示することで、周辺環境も含めた竣工イメージを想像しやすくなります。

(参考)プレスリリース


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