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活用事例 2019.09.16

缶をスキャンするとキャラクターが机の上で寸劇 コカ・コーラの新たな試み

飲料大手のコカ・コーラは、自社の缶飲料にARコンテンツを起動可能なスキャンコードをマーキングする試みを開始しました。

今回の同社の取り組みは、メキシコの企業Ogilvy MexicoとVFXスタジオTimberとの共同プロジェクトとして行われました。

公開されたケーススタディ映像からは、スマートフォンのカメラでコカ・コーラの缶を撮影することで、アニメーションがARで表示される様子が確認できます。英メディアThe Drumによれば、ARアニメは全部で12種類あるとのこと。

現在判明しているARアニメのストーリーは「ビーチボールで遊んでいるとパラソルで割ってしまう子供たち」「太鼓を叩く異なるサッカーチームのファンたち」「ホラー映画鑑賞中に驚いてポップコーンを落としてしまうカップル」などです。

関係者のコメント

今回の取り組みについて、Timberのクリエイティブ・ディレクターJonah Hall氏とパートナーのKevin Lau氏は以下のようにコメントしています。

コカ・コーラ社の顧客の皆様に楽しく、かつ実験的な体験をしてもらうというのが、我々が取り組む(ARアニメという)アイディアの大きな目的でした。(このプロジェクトは)新たな媒体をお見せし、新興(AR)マーケットにおける我々のストーリーテリング技術を試す、絶好の機会でした。

(参考)The Drum


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