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活用事例 2019.07.17

着々と進むVR導入、アウディが“VR接客”展開

自動車メーカーのアウディ(Audi)は、VRを活用した顧客向けラウンジを南アフリカに初導入しました。VR内でアウディの車両をチェックし、仕様の確認や購入検討が可能となります。

今回VRラウンジが導入されたのは、南アフリカ・ハウテンにある店舗。アウディのVRラウンジは全世界で400以上の店舗に導入されており、今後南アフリカ国内での導入は増加する見通しです。

このVRラウンジにはアウディの各車種のデータに加え、ロケーションや時間設定機能も完備。利用者は好みのシチュエーションを選び、購入予定の車両がどのように見えるのか確認できます。さらにセールスコンサルタントの助言を受けつつ、アウディの各種車種や色の決定、オプション装備の取捨選択などを行います。

「アウディのグローバル戦略の核心部分の一部」

今回の南アフリカへのVRラウンジ導入について、アウディ南アメリカ統括のTrevor Hill氏は以下のようにコメントしています。

デジタル化は、アウディのグローバル戦略の核心部分の一部であり、VRラウンジはその好例です。これは革新的な技術を南アフリカの自動車業界に導入し、またパートナーディーラーと関係を深める良い機会となるでしょう。

自動車業界はVR/AR/MR導入に積極的

アウディはVR活用に積極的な姿勢を見せており、2018年末からVRラウンジ(VRショールーム)の導入を進めています。

自動車業界ではフォードや日産が新車のデザイン・設計にVRモデリングツールやVR力触覚再現デバイスを導入、トヨタ自動車はMR(Mixed Reality/複合現実)を使用した自動車の修理・点検業務への取り組みを行うなど、VR/AR/MRなどの技術導入に意欲を示しているようです。

(参考)BusinessLIVE


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