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活用事例 2020.03.17

日立ら、AR活用の鉄道向け管理システムを実用化。作業効率アップに成功

株式会社日立製作所、YAMAGATA株式会社、京都機械工具株式会社の3社は、ARを活用した鉄道車両向けボルト締結作業管理システムの実用化に成功しました。今後、日立は鉄道車両の製造およびメンテナンス作業などにおいて、本システムの作業効率と品質の向上をめざすとともに、熟練作業員不足の課題解消など適用範囲を拡大していきます。

現場検証を経て実用化へ

日立、YAMAGATA、京都機械工具の3社は、本システムを2019年1月に開発、実用化に向けて現場検証を進めており、今回実用化に成功しました。本システムは、作業者が装着するヘッドセットのディスプレイ上へ締結すべきボルトの位置を表示し、規定通りに作業できたかをメーターで確認、デジタル処理によって自動的に管理します。

また、本システムはボルトの位置座標と締結力からなる簡単な表形式データで利用できるほか、熟練者の作業記録をAR作業指示データとして再利用することができ、製造のみならずメンテナンスや修繕の現場へも対応可能とのことです。

(参考)株式会社日立製作所 プレスリリース


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