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話題 2019.02.12

スマホごしに方向が表示 Google MapにAR機能が近日登場か

2019年2月10日、米メディアWall Street Journal(以下WSJ)は、Google MapにAR機能が実装間近であると報じました。Google MapのAR機能は、2018年5月に開発者会議Google’s I/Oで初公開された機能で、現実の風景を映した画面に、目的地へのナビゲーションをARで行います。AR機能は一般ユーザーへの配信前に、テスターに対して先行配信されるとのこと。

詳細は未だ明かされず

Google MapのAR機能の詳細は公開されていません。2018年5月に開催された開発者会議Google’s I/Oで、GoogleのAR/VRプロダクト部門のAparna Chennapragada氏が行った説明によると、AR機能にはGPSに加えて、VPS(※)が使用されるとのことです。

(※VPS:ARプラットフォームであるTangoに関連した最新技術。屋内での正確な位置特定を可能にする)

Chennapragada氏は、AR機能のコンセプトを、スマートフォンのカメラやコンピュータービジョン、グーグルストリートビュー、そしてグーグルマップを組み合わせて「歩行ナビゲーションの新しいあり方を提案する」と説明しています。


https://www.youtube.com/watch?v=YAXTQL3jPFk

AR案内機能の導入例

ARを活用した案内機能は、様々な企業が開発に取り組んでおり、世界各地で導入が進んでいます。2019年2月現在、主な導入されているのは鉄道駅です。スウェーデンの首都ストックホルムでは2018年夏、SJ Labsが開発したスマートフォン向けAR案内アプリを、ストックホルム中央駅に導入しました。日本国内では、近畿日本鉄道株式会社が2018年11月から、スマートフォン向けAR案内アプリの実証試験を行っています。

(参考)Forbes


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