Home » ANAHDの「アバターロボット」活用進む アート鑑賞や窓口相談に


活用事例 2020.02.20

ANAHDの「アバターロボット」活用進む アート鑑賞や窓口相談に

ANAホールディングス株式会社(ANAHD)は、同社が開発したコミュニケーション型アバターロボット「newme(ニューミー)」を活用した実証実験を開始します。newmeを通じて、アート鑑賞のサービスや市の窓口相談を行う検証を実施予定です。

「newme」は、アバターサービスを提供するためのプラットフォーム「avatar-in(アバターイン)」を通じて、ユーザーが遠隔地からさまざまな体験を実現するためのアバターロボットです。VRやロボティクス、センサー、ハプティクス等のテクノロジーを用いて、各分野での取り組みが進んでいます。

newmeで体感型アート展の鑑賞サービスを実証

五感で楽しむ花の体感型アート展「FLOWERS BY NAKED 2020 ー桜ー」では、「newme」を通じてアート鑑賞する実証が行われています。実施機関は2月17日から28日までです。

本実証は、株式会社ネイキッドと三井不動産株式会社が日本橋エリアの活性を目標に掲げ、2016年より毎年開催している「FLOWERS BY NAKED」の会場内にて実施。「FLOWERS BY NAKED 2020 ー桜ー」の一部エリアをnewmeで鑑賞するサービス実証であり、「avatar-in museum」の初事例となります。体験の予約や詳細はこちらです。

この取り組みは、ANAHDと三井不動産が2019年12月から推進している日本橋エリアにおけるアバターの都市実装共同事業の一環です。2020年内を目処に日本橋エリアにアバター100体の投入を目指しています。

加賀市とアバター導入効果の検証を実施

ANAHDと石川県加賀市は、2019年5月に結んだイノベーション推進連携協定に基づき、newmeを活用した窓口相談の実証実験を行っています。窓口に来庁した市民はアバターを通じて職員とやり取りを行います。本実証は職員にはアバターの使い方に慣れてもらい、市民にはアバターを知ってもらうことを目的としています。

(参考)ANAホールディングス株式会社 プレスリリースANAホールディングス株式会社 プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード