中国のアリババグループは、「メタバース・アート展」を公開しています。今回のアート展は、中国最大のショッピングイベント「独身の日」である11月11日に合わせたものです。
中国のeコマース大手であるアリババグループ。オンラインモール「淘宝(タオバオ)」や「天猫(Tmall)」「AliExpress」などを運営しています。2021年9月には、「メタバース」に関連する複数の商標を出願していることが確認されていました。
アリババグループの「メタバース・アート展」では、バーチャル空間でバーバリーやエイリアンウェアなどのブランドによるNFTアート作品を見ることができます。メタバースという言葉をつかってはいますが、複数人での同時体験やコミュニケーションをとれるものかは不明です。作品の中には複数の「プリント」があるものもありますが、それぞれの作品には固有の識別番号がついており、購入者だけの完全に保護された作品となっています。
アート展のガイドには、バーチャルヒューマン「AYAYI」がアリババの“デジタル従業員“として登場します。
(参考)RADII