2021年9月、中国のeコマース大手であるアリババグループが、「メタバース」に関連する複数の商標を出願していることが確認されました。アリババは「Ali Metaverse」「Taobao Metaverse」「DingDing Metaverse」の3種類を、いずれも中国語での商標登録を出願。なお、Taobao(タオバオ)は同社のオンラインモール、DingTalk(ディントーク)はチャットアプリの名称です。
中国では日本や欧米と同じように、メタバース分野への関心が高まりつつあります。2021年9月には、大手IT企業のテンセントが100種類近いメタバース関連商標を申請。アリババは、この流れに追従した形と言えるでしょう。なお2021年10月現在、確認された商標についてアリババは公式な発表を行っていません。