Home » イタリアの空港で“スマートヘルメット”導入、新型コロナ対策に


活用事例 2020.05.12

イタリアの空港で“スマートヘルメット”導入、新型コロナ対策に

新型コロナウイルスへの対策で「検温」が注目されています。イタリアのフィウミチーノ空港ではスマートヘルメットを用いた体温確認を導入し、旅行者の症状チェックに役立てています。

検温結果をAR表示

フィウミチーノ空港が採用するのは、中国のKuang-Chi製スマートヘルメット”KC N901”です。このデバイスではウェーブガイドディスプレイを用いて、およそ8~15フィート(2.4~4.6メートル)離れた距離から体温を計測。ユーザーの目の前にかかるARディスプレイに結果を表示します。検温対象が1人のモード(体温を表示)と、群衆のモード(ヒートマップを表示)の2通りがあり、同時に大勢の旅行客を調べることも可能です。

同空港では、現在3台のKC N901を用いて乗客の体温をチェック。新型肺炎の疑いがないか確認しています。

触れずに検温、社会的距離の可視化等の活用事例

新型コロナウイルス対策でのAR活用事例は下記の記事でも紹介しています。

(参考)VRScout
Mogura VRはVRScoutのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード