イオンリテール株式会社は、従業員教育にInstaVR株式会社が提供するVRプラットフォーム「InstaVR」を導入することを発表しました。2022年4月より「イオン」「イオンスタイル」約360の全店舗にて採用し、今後は配属後の教育にも利用、さらなる業務効率化を目指します。
1,000以上の研修コンテンツを制作
イオンリテールは、今回の導入に先立って2020年12月から一部店舗にて、約5,000名の従業員を対象に実証実験を実施。レジ操作や接客基本応対などの入社教育をVRで行い、実施後のアンケートでは約9割が「作業手順の理解が深まる」「楽しく学べる」と回答したとのこと。両社は、レジ業務や接客対応、売場づくり、防災・防犯など、多様な業務に対応する1,000を超えるオリジナル学習コンテンツを共同制作。実務に即した効果的なOJT教育を目指しています。
イオンリテールによればInstaVRの導入により、新入社員が単独で研修プログラムに取り組めるようになったほか、入社日時に関わらず学習が可能になったとのこと。「指導者側の業務時間を1店舗・1カ月あたり平均約40時間削減できた」とコメントしています。
(参考)プレスリリース