「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。
目次
1.PSVR2の発売時期は「2023年初頭」に。PlayStation公式Twitterが発表(8.23)
2. Metaが「Metaアカウント」と「Meta Horizon Profile」の運用開始を正式発表。統一的なIDシステム構築へ(8.24)
3.メタバース間をまたいで使えるアバターシステム「Ready Player Me」5,600万ドル調達。収益化ツール拡充も(8.24)
4.ゲームのNPCにAIで”リアリティ”を与えるInworld AI、5,000万ドル調達。テキストで書いた設定からキャラのAI制作も(8.24)
5.【CEDEC2022】CGモデリングとお互いを補い合うソニーの「ボリュメトリックキャプチャ」技術(8.25)
PSVR2の発売時期は「2023年初頭」に。PlayStation公式Twitterが発表(8.23)
次世代VRヘッドセット「PlayStation VR2」の発売時期が「2023年初頭」となることが公式発表されました。同機は新型コントローラーやアイトラッキング、およびフォービエイテッド・レンダリング機能を搭載予定、価格は非公開です。
Metaが「Metaアカウント」と「Meta Horizon Profile」の運用開始を正式発表。統一的なIDシステム構築へ(8.24)
Meta製VRデバイスにログインするためのアカウントシステムが刷新されます。従来Facebookのアカウントが必要だったところ、今後は「Metaアカウント」へと段階的に移行する見通し。ソーシャルプロフィールとして「Meta Horizon Profile」も提供します。なお、旧来の「Oculusアカウント」は2023年1月1日で終了。2023年1月1日から後は、新たにMetaアカウントと「Meta Horizon Profile」の登録が必要になります。
メタバース間をまたいで使えるアバターシステム「Ready Player Me」5,600万ドル調達。収益化ツール拡充も(8.24)
1枚の写真から3Dアバター生成するシステム「Ready Player Me」のWolf3Dが、シリーズBラウンドで5,600万ドル(約76億円)を調達しました。「Ready Player Me」は多数のVR/ARサービスやゲームと提携しており、これらのサービス間をまたいで同じ3Dアバターを利用可能にします。資金はユーザーの収益化ツールの開発やプラットフォームの拡張、開発チームの強化に用います。
ゲームのNPCにAIで”リアリティ”を与えるInworld AI、5,000万ドル調達。テキストで書いた設定からキャラのAI制作も(8.24)
NPC(Non-Player Character、プレイヤーが操作していない、いわゆる「モブキャラ」)向けのAI技術開発を行うInworld AIは、シリーズAラウンドで5,000万ドル(約68.4億円)を調達しました。累計調達額は約7,000万ドルに達します。同社のツールはNPCキャラクターのAIをノーコードで制作でき、ゲームエンジンUnreal EngineやUnityとの連携も可能です。
【CEDEC2022】CGモデリングとお互いを補い合うソニーの「ボリュメトリックキャプチャ」技術(8.25)
空間を複数のカメラで、同時撮影し、3DCGデータ化する「ボリュメトリックキャプチャ」技術。本記事では、ゲーム開発者向けイベント「CEDEC 2022」で語られたソニーの講演から、XRへの活用が期待される内容を抜粋して紹介します。
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