コロプラ子会社でXR・メタバース事業を手がける360Channelは、米Pixel Canvasと戦略的パートナーシップを締結しました。本提携により、ゲームエンジン「Unreal Engine 5」を利用したメタバース開発に乗り出します。
2015年創業の360Channelは、VR動画配信サービス「360Channel」を運営するほか、バーチャル展示会などのXRコンテンツの企画・制作を行っています。2022年からは、Unityをベースとした法人向けメタバース制作支援サービス「WEBmetaverse」を提供していました。
(「WEBmetaverse」デモサイト。出所:360Channel)
デザインとエンジニアリングに長けるPixel Canvas
米国ロサンゼルスに拠点を持つPixel Canvasは2018年に創業。2020年にはEpic Gamesの資金提供プログラム「Epic MegaGrants」に選ばれました。その後2021年に法人化し、Webブラウザで利用できる「Unreal Engine 5」ベースのメタバース制作ツールを提供しています。
(出所:Pixel Canvas)
Pixel Canvasのメタバース制作ツールは、「フォトリアルな3D空間」と「クラウドレンダリング」を特徴とし、ライブ配信やEC、データ分析などの機能が利用できます。価格は最安プランで月額249ドル(約3万7,000円、2023年10月18日時点)から。同サービスは音楽ライブの配信やデジタルファッションウィーク、バーチャルキッチンなどの導入実績を有しています。
(参考)プレスリリース