DELL、HP、Acer等のPC向けVRヘッドセットが公開

現在開催されているCES2017において、Windows Holographic対応のVRヘッドセットがDell、HP、Acer、3Glassesから発表されました。各社とも体験はできずモックアップのみの展示ですが、外見から2つのステレオカメラやヘッドハーネスの形状が共通していることを確認できます。

Windows Holographicは、マイクロソフトが提唱する3D向けのユーザーインターフェースです。当初、AR用HMDであるHoloLensによってスタートしました。Windows HolographicはWindows 10に組み込まれた没入型デバイス用の統一プラットフォームとなることが発表されていました。Windows HolographicのAPIを利用してサードパーティが対応ハードウェアを開発できることも合わせて判明していました。

https://www.youtube.com/watch?v=Gu09UWqS8-Q

Windows Holographicのイメージ

Asus、Acer、Dell、HP、Lenovoといった大手PCメーカーがWindows Holographic対応ハードウェアの初期ラインナップとなる製品を製造・販売することが、2016年12月に発表されています。また、中国のVRヘッドセットメーカーである3Glassesも2017年前半に「S1」ヘッドセットで参入予定です。

CES2017前に開催されたイベントにてレノボのVRヘッドセットのモックアップが参考展示されていましたが、フリップアップ機構と、PSVRのようなヘッドハーネスが印象的でした。この2点に関しては他社の製品にも似たような機構が見られるため標準的な仕様のようです。

また、レノボなどのヘッドセットに見られる1対(2個)のフロントステレオカメラがおそらく、インサイド・アウト方式により外部センサーなしの位置トラッキングを実現すると思われます。

Acer

Dell

3Glasses

HP

これらの新しいVRヘッドセットの仕様に関しては、2017年末までにインテルのCPU統合HDグラフィクスに対応することが伝えられています。ただ、Oculus RiftやHTC Viveのような高品質のVR体験が可能になるかは不明です。

解像度は、レノボのVRヘッドセットが片眼1440×1440ピクセルのパネルを搭載されることが分かっていますが、他のヘッドセットも同様のディスプレイになるのか性能は一切判明していません。ただ、いずれの機種もステレオカメラを搭載し、同じようなヘッドハーネスを持つとすると、ディスプレイの解像度を変えることで上位モデル、下位モデルとして差別化をする可能性があります。

各社のVRヘッドセットは2017年中に発売予定、価格は299ドル(約3万4,000円)からと発表されています。

(参考)

First Look at Windows Holographic VR Headsets from Dell, HP, Acer & 3Glasses – (英語)

http://www.roadtovr.com/first-look-windows-holographic-vr-headsets-dell-hp-acer/

※Mogura VR は、Road to VRとパートナーシップを結んでいます。

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この記事を書いた人

  • あつぽん

    日本でMRシステムの開発に携わった後アメリカへ渡り、VR/MRシステムを企業へ導入するための検討・開発に従事。現在は日本在住。

    人間の能力そのものを拡張させるテクノロジー「ヒューマンオーグメンテーション」のコンセプトに惹かれ、その界隈の動向に強い関心を持っています。その中で実用化フェーズにあるVR/MRの盛り上がりをより広い範囲へわかりやすく伝えていきたいと思っています。

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