コンシューマー向けVR用「Manusグローブ」開発者版が250ドルで予約開始

オランダのスタートアップManus VRが、業界初のコンシューマー向けVR用グローブのデザインを公開しました。開発者用キットは、2016年上半期にプレオーダーが開始され、同年7月から9月頃に出荷を予定しています。価格は250ドル(約3万円)。これに送料が加わります。

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この開発者用キットには以下のものが入っています。

・1組のグローブ(洗濯可能)
・HTC Viveコントローラーを手首に付けるためのリストホルダー1組
・USBドングル(5ミリ秒以下の低レイテンシー)
・マイクロUSBケーブル2本
・インターフェースと様々なOSに対応したSDK
・後述するデモ用のゲーム

開発者用キットはオープンソースであり、さらにはUnity、Unreal Engine、Android、C#、3DsMax、Mayaなどのソフトウェアのためのプラグインも付属しています。また、グローブはワイヤレスで、5~6時間駆動するバッテリーを備えているとのこと。

Manus VRの公式サイトでプレオーダーが始まっています。申し込みはこちらから。(英語)

Manus VRはこのグローブのデモとして、HTC Viveを用いた『Pillow’s Willow』というゲームも開発しています。ゲームの技術的な開発については、アートディレクターで元アニメーターのPeter Kortenhoeven中心に作られたVRスタジオが協力をしています。

https://www.youtube.com/watch?v=t4TvtAXdHJU

目を覚ますと夢の世界にいた女の子。プレイヤーはステージを見下ろすようないわゆる「神の視点」から、自分の手を使って様々なギミックを解き、彼女をもとの家まで帰してあげるというゲームです。デモ映像では、プレイヤーは手を使ってホタルを捕まえ、橋を架け、ピアノを鳴らしています。

Manus VRは2014年オランダで創設されたスタートアップ。クラウドファンディングを経て、2015年のE3では、Gear VRを用いてManusグローブのαバージョンを展示しました。

彼らは3月14日からサンフランシスコにて開催されるGDCにも参加予定です。HTC Viveを用いた『Pillow’s Willow』も展示予定とのこと。

(参考)
Manus VR公式サイト
https://manus-vr.com

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    工学専攻の大学生。好きな科目は国語。趣味は歌などの創作でボーカロイドも使います。SAOのような物語が引き起こす、自他の文脈や人と世界の関係の集積へダイブすることを切望して止みません。将来もVRの傍に立っていたいと思います。

    Twitter:@yunoLv3

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