東京メトロ、AR技術を活用した土木構造物検査アプリを導入開始

東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は、トンネルなどの土木構造物の検査業務にAR技術を活用したiPad向け教育用アプリケーションを開発したことを発表しました。

本アプリは、同社が2015年度から運用している土木構造物の検査業務用iPad向けアプリを拡張開発したもので、東京都江東区にある「総合研修訓練センター」内の模擬トンネル、模擬橋りょう・高架橋において、iPadの画面上に実際のトンネルや橋りょう・高架橋に存在する変状を再現することができます。

今回開発されたアプリの導入により、実際の検査方法と手順を模擬体験できる。実際の変状を、仮想的に確認することで理解度が高まる。時間の制約にとらわれずに安全に教育が行えるなどの効果が得られたとのことです。

本アプリの開発にあたり、模擬トンネルは壁面自体をマーカーとして認識する技術を活用しているとのこと(模擬橋りょう・高架橋はARマーカーを設置)。これにより、一般的に必要となるARマーカーの貼付けや取替えが不要となります。設備の制約などによりARマーカーの貼付けが困難、映し出す対象が広範囲な環境においても拡張現実の利用が可能です。

なお、eラーニング戦略研究所が行った「企業研修におけるVRの活用についてのアンケート」では、企業研修におけるVR導入への意欲が伺えました。今後AR技術を活用した教育研修の事例も今後増えていきそうです。

(参考)
プレスリリース

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