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活用事例 2020.11.10

横浜でVR/ARを組み合わせたバスツアー、京急らが取り組む

神奈川・横浜の観光バスツアーにVR/AR技術を組み合わせた「XR観光バスツアー@横浜」(※)プロジェクトが開発中です。カメラ付きのVRヘッドセットを装着することで、現実映像にデジタル映像を重ね合わせた、観光バスツアー体験ができるとのこと。

※XR:VR/AR/MRの総称

「XR観光バスツアー@横浜」は、カメラ付きVRヘッドセットを装着して横浜・みなとみらいエリアの観光地をバスで巡るツアーです。ヘッドセットに表示される映像はバスの走行と連動しているとのこと。公開されたデモ映像では、車の移動と連動して現れる機関車や川を小舟で移動しながら観光する様子が映し出されていました。

「XR観光バスツアー@横浜」は、京浜急行電鉄株式会社と株式会社シナスタジアによる共同プロジェクト。シナスタジアは乗り物の移動に連動したXR体験システムを開発するスタートアップです。このプロジェクトは神奈川県が推進する「新型コロナに係るイノベーション創出推進委託」に採択されており、行政とも連携して取り組まれます。なお、現在本プロジェクトの企画アイデアを募集するコンテストが開催中です。

VR/ARのビジネス活用が進む、観光案内にも

VR/ARは研修や安全教育などでビジネス活用が進んでいます。ほかにも今回の「XR観光バスツアー@横浜」のような観光の分野においても取り組みが模索されています。これまでNTTドコモや凸版印刷らが取り組んでいます。

(参考)株式会社サムライインキュベート プレスリリース


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