凸版印刷株式会社とTIS株式会社は、自動運転車にVR/AR技術を活用した遠隔観光案内を実施します。この遠隔観光案内は、大阪・万博記念公園内を走る自動運転の車内でバーチャルキャラクターがスポットをリアルタイムに紹介するというもの。
凸版印刷とTISは2020年10月23日より万博記念公園で実施される自動運転車を活用した次世代モビリティサービス実証に参画しています。本実証では、凸版印刷の遠隔コミュニケーションサービス「TeleAttend」を活用します。TeleAttendは、VRデバイス装着者が遠隔地にいる相手の前にバーチャルキャラクターとして現れるサービス。同じ空間にいるかのようなコミュニケーションをとることを目的としています。
車に乗りながら遠隔観光案内を実施
大阪・万博公園の自動運転車では、VRデバイスを装着したガイド担当者が、遠隔地にある自動運転車の透明ディスプレイにバーチャルキャラクター「小石川 彩」として登場。キャラクターのガイダンス映像とディスプレイ越しに見える公園の風景を重ねて表示します。
VRデバイスとバーチャルキャラクターを活用し、遠隔地から接客をする取り組みが増加しています。事例としては、日本航空株式会社(JAL)とパナソニックによる空港での案内サービスの実証実験や、株式会社アドパックによる3Dアバターを活用した遠隔接客システム「バタラク」などがあります。
実証概要
開催日時 |
10月23日(金)、 24日(土)、 25日(日)、 26日(月) |
乗車時間 |
約20分 |
乗車方法 |
実施各日に同日分の整理券を配布予定 |
内容 |
走行ルート:「パビリオンルート」「日本庭園ルート」 「パビリオンルート」は「EXPO’70万博パビリオン跡地」を巡りながら、2025年万博の未来も垣間見られるタイムマシン型エデュテイメントモビリティルート。 |
詳細 |
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(参考)凸版印刷株式会社 プレスリリース