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AR/MR 2023.05.10

バーチャルなレコードプレイヤーを現実に表示 レコードを投げたりもできる Meta Quest Pro向けのテストアプリが登場

バーチャルなレコードプレイヤーを設置し、Meta Quest Proを着用しながら音楽などが楽しめる……そんなMRコンテンツ「Wreckommendation Engine」のコンセプト映像が、Twitterで公開されました。

“MRレコード”は、先週(5月第1週)に開催された、Meta社主催のハッカソン「Meta Quest Presence Platform Hackathon」で制作されたアプリです。

開発には、元Meta社の社員で、現在はフリーランスのクリエイティブ・ディレクターのBob Bjarkeさんのほか、Unity開発者のRJdoesVRさん(ハンドルネーム)とJeremy Kestenさん、3DアーティストのJoe Kaneさんなどが携わりました。

「Wreckommendation Engine」では、Quest Proのパススルーを使ってレコードプレイヤーを表示。利用者は木箱に入ったレコードから好きなものを選択して再生できます。アプリは「Spotify」と統合されており、プレイリストを通じて楽曲を提示するとのこと。

Bjarkeさんが共有した映像からは、レコードを再生したり、レコードディスクを投げて遊ぶ様子を確認できます。ディスクを壊しすぎた結果、ロボットが出現しプレイヤーに襲い掛かるシーンもありました。

なお「Wreckommendation Engine」は、現時点では、一般向けに公開される予定はありません。Bjarkeさんは、今後「MRの没入型ツールを使うことで、より楽しくソーシャル性のある音楽体験を作りたい」とコメントしています。

(参考)UploadVR

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