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テック 2018.07.26

Windows MR、VRHMD装着中も周囲が見れる機能搭載へ

7月25日、マイクロソフトはWindows公式ブログの中で、Windows10のInsider Preview(開発者向け先行アップデート)を発表しました。またWindows Mixed Reality(Windows MR)ヘッドセットについては、ヘッドセットを装着したままで現実の様子も見れる新機能が明らかになりました。

VR画面と同時に実際の空間を確認

視界を覆うVRヘッドセットをかぶっていると、そばにいる人を見たり、スマートフォンを手にしたり、またコントローラーを机に置くことさえスムーズにはいきません。ヘッドセットを外したり、フリップアップ(跳ね上げ)機能で視界を確保する必要がありますが、再度装着したりディスプレイを下ろしたりするのは手間がかかってしまいます。

マイクロソフトが発表した新機能「Flashlight」はこれを解決します。この機能は、ヘッドセットをかぶったままで現実の空間を見ることが可能になる、というものです。


(「マインクラフト」をVRでプレイしている最中に「Flashlight」を使用しているイメージ)

「Flashlight」は、スタートメニュー、ショートカットボタン、または音声操作で起動。コントローラーに接続された低遅延のカメラフィードが起動します。ディスプレイ部分を上に跳ね上げるフリップアップ機構とは異なり、画面も見たままとなるため、没入感をそがずに周りを見ることができます。

このようにVR画面と同時に実際の空間も見られる機能は、サムスンのGear VRに搭載。HTCが展開している一体型ヘッドセットVive Focusも発表しています。

(参考)Windows Blogs


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