ソーシャルVR「VRChat」では、毎日様々なイベントが開催され、新たなトピックが次々に生まれています。しかし、あまりにも多くの出来事が起きているため、「今なにが起きているの?」となっている人も多いはず。
そこで、この記事では、筆者の独断と偏見で注目しておきたいVRChatのトピックをご紹介します。話題になった「VRChatのいま」を、ざっくりとお伝えいたします!
目次
「ぽこピーランド」開園間近! ファングッズを身に着けて遊びに行く準備をしよう!
まめひなたファッションショーもあるよ! オカムラが「バーチャル出荷工場ツアー」を開催
にじさんじ・白雪巴がナレーション!? テレ東でメタバース密着ドキュメンタリーが放送
クリエイティブチーム「MIGIRI」も発足。イアリンジャパンがVRChat公式パートナーに
クリエイターが作り、コトブキヤが販売。新企画「プレタコンポジッタプラス」発表
誰でも簡単にマイホームを作れる! 「V Home」がすごい
「ぽこピーランド」開園間近! ファングッズを身に着けて遊びに行く準備をしよう!
VTuberのぽんぽこさんとピーナッツくんによる公式VRChatワールド「ぽこピーランド」の開園が迫ってきました! 公式オープンは3月24日(金)。3月22日(水)と23日(木)にはプレオープンも実施予定で、招待されたVTuberの配信などから一足早く中の様子が伝わるかもしれません。
みんなで遊びに行ける遊園地とのことなので、せっかくならばピューロランドのように、おめかしして行きたいところ。そんなおしゃれさんに向けて、なんと公式ファングッズ3Dモデルが登場しました。
3月24日にVRchatにて開園予定の #ぽこピーランド 向けに制作した二次創作のファングッズです!
ぽんぽこさんに許可をいただきましたので、だれでもDL できるように公開いたします~!
アバター改変しながら開園を待とう!https://t.co/x9NNpwIbjq #bowlroll pic.twitter.com/6F36Cf2PhH— ひゅうがなつ💅モデモデ (@hyuuuuganatu) March 16, 2023
手掛けたのはアバタークリエイターとしておなじみのひゅうがなつさん。ぽこピーの2人はもちろんですが、「オシャレになりたい!ピーナッツくん」アニメに出てきたキャラモチーフもあるという、筋金入りのファンにもたまらないグッズです。
ダウンロードは無料。ぜひこれらのグッズを身に着けて、24日はぽこピーランドに乗り込みましょう!
まめひなたファッションショーもあるよ! オカムラが「バーチャル出荷工場ツアー」を開催
VRスポーツ「EchoVR」の大会協賛や「バーチャルマーケット」の出展など、VR方面の施策がちょくちょく見られる家具什器メーカーのオカムラ。VRChatユーザーの中にも、名前を聞いたことがある人は多いかもしれません。
\ 開催決定! /
OKAMURA Lifestyle Store グランドオープン前夜 3/28(火) 21:00~、ContessaⅡ 20thアニバーサリーモデル発売記念のメタバースイベント「#バーチャル出荷工場ツアー」を開催!
3Dアバター改変ファッションショーにVRジャズライブも!#VRChat & YouTube👉 https://t.co/Bi8ApubvPj pic.twitter.com/cxasSa9r3s
— オカムラ (@okamuraJP) March 14, 2023
そんなオカムラが、3月28日(火)に初となるVRイベント「バーチャル出荷工場ツアー in VRChat」を開催します。同社のオフィスチェアシリーズ「コンテッサ」の20周年アニバーサリーモデル発売と、個人向けECサイト「OKAMURA LIFESTYLESTORE」グランドオープンを記念したもので、YouTubeでの配信、そして告知の書きぶりを見るにPC版VRChatでの現地参加もできそうな予感です。
イベントの内容は「バーチャル出荷」から始まり、いま人気のちびっこアバター・まめひなたの改変ファッションショー、さらにジャズバンド「azwiz」によるライブの、全3幕を予定しているとのこと。いろいろもりだくさんなイベントになりそうです!
YouTubeでの配信先はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=c1lMRsaUvuE
にじさんじ・白雪巴がナレーション!? テレ東でメタバース密着ドキュメンタリーが放送
【📺出演情報📺】
アシュトン初の密着ドキュメンタリー30分!📹
テレビ東京に出演決定!7⃣なんと、ナレーションはにじさんじの白雪巴(@Tomoe_Shirayuki)さん⁉️
私のフレンドもたくさん映るよ!🤗
番組名:メタバースで生きるとは?
OA:2023/3/18(日)28:50-29:20
配信媒体:TVer,Paravi pic.twitter.com/iVUlcFWWzs— アシュトン (@ashton_vrchat) March 13, 2023
3月19日(日)、テレビ東京にてドキュメンタリー番組「メタバースで生きるとは?《週130時間以上バーチャル世界》ザ・ドキュメンタリー」が放送されます。オンエアは28時50分〜29時20分で、「TVer」と「Paravi」でも配信予定とのことです。
Webメディア「メタカル最前線」運営で、「週100時間メタバースで暮らしている」という触れ込みで知名度の高いアシュトンさんに密着するドキュメンタリー番組になっているとのことです。取材はリアルとバーチャル双方で行われた模様です。アシュトンさんの先出し画像を見るに、取材先にはVRChatが選ばれていそうです。
📺TV出演のお知らせ⚡️
3/19㈰28:50-29:20 テレビ東京
メタバースで生きるとは?《週130時間以上バーチャル世界》ザ・ドキュメンタリーこちらナレーションを白雪巴が担当させて頂きました💜初の地上波デビュー😳✨✨✨
内容もとっても面白いので是非チェックしてね✅
TVerとParaviでも配信しますよ⚡️ pic.twitter.com/Zmc1fdH6Rt— 白雪 巴👠⛓ (@Tomoe_Shirayuki) March 15, 2023
こうしたメタバースを取り上げる番組はまぁまぁ見かけるようになりましたが、この番組で驚かされるポイントは、にじさんじ所属の白雪巴さんがナレーション担当に抜擢されている点。意外な組み合わせですが、ともに「バーチャル」という点で共通していますし、メタバース/VRChatもVTuberも、まだ世間では物珍しい存在。その点でも親和性のある採用かもしれません。
白雪巴さんは”声が良い”方なので、ナレーションとしては申し分なし。あとはどんな切り口でVRChatユーザーが取り上げられるかが気になるところです。
番組情報はこちら。
https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_tvtokyo/program/detail/202303/17690_202303192850.html
クリエイティブチーム「MIGIRI」も発足。イアリンジャパンがVRChat公式パートナーに
3月16日には、映像制作会社のイアリンジャパンがVRChat社との間でオフィシャルパートナー契約を締結したことを発表しました。VRChat的には、ミカ・アストロメリアやおつきみを送り出した「GBXD」や、2022年の「Wacom Connected INK」で発表されたVRChatワールド「Metamorphosis」などに関わっている企業です。
パートナー契約締結だけでなく、VRChatクリエイターも参加するクリエイティブチーム「MIGIRI」も設立。MoguLiveにてVRChatワールドを取り上げた記事を執筆いただいているタカオミさんが、「MIGIRI」所属ディレクターになることも発表されました。
ちょうど3月には往来株式会社もVRChatとのパートナー契約を結んでおり、今月だけで2社目(確認できる限りでは)。Gugenkaに続き、日本国内にVRChatパートナー企業が増え続けているのは、ひとつの流れかもしれませんね。
クリエイターが作り、コトブキヤが販売。新企画「プレタコンポジッタプラス」発表
先日「レイシャークコーデ」がめでたく発売となったコトブキヤが、新たなアバター事業展開を発表しました。新プロジェクトの名前は「プレタコンポジッタプラス」。軽くてかわいく、シンプルな設計でアバターの勉強にも適している「プレタコンポジッタ」規格のアバターを、クリエイターとともに展開しようという試みです。
具体的には、クリエイターが制作したアバターを、コトブキヤの販売チャネルで展開する、というもの。クリエイターは制作に専念でき、コトブキヤは自社だけでまかなえないデザインやコンセプトのアバターを展開できるという、二人三脚な取り組みと言えるでしょう。
その第1弾として、Deinoさんのオリジナルキャラクター「シーエ」が今春春に向けて制作中とのことです。なかなかに尖った見た目な「シーエ」ですが、「プレタコンポジッタ」規格となったおかげか頭身がやや小さくなり、ちょっとだけ親しみやすい姿になりました。そして、こうしたアバターも出てくるということが「プレタコンポジッタプラス」の懐の広さを示していそうです。
誰でも簡単にマイホームを作れる! 「V Home」がすごい
VRChatワールド制作の常識が一変するかもしれません。VRChatワールドとUnity向けツール・アセットのセットで展開される「V Home」がほんとうにすごいです。
ざっくり言えば、「VRChatワールド内で建物を作り、生成した設計書をUnityに読み込んで自分のワールドとしてアップできる」というもの。操作も直感的で、ワールドアップロードまでの流れもかなりシンプル。モデリングができない人でも、自分だけの間取りやデザインの建物をサクッと作り出せてしまいます。
もちろん、Unityに読み込む以上、スカイボックスやマテリアルの変更も、家具や土地のアセット追加もできちゃいます。より詳細な内容は以下の記事もご覧ください。VRChatワールドも、いよいよ「誰でもかんたんに作れる時代」がやってきそうですね!
【先週の「週刊 気になるVRChat」はこちら!】