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テック 2019.06.28

より“メガネそのもの”なスマートグラス、米AR企業が開発中

AR/VR技術やスマートグラスを扱うアメリカの企業Vuzix Corporation(以下Vuzix)が、新型スマートグラスの開発を進めていることが判明しました。この情報は米メディアNext Realityが、同社から投資家向けのプレゼンテーション用資料の提供を受けたことによって明らかになりました。

Vuzixの新型スマートグラス開発の噂は今回の発表前から存在しており、Twitterでは2019年6月中旬、自称投資家がリークを行うという事態が発生していました。Next Realityの報道は、そのような情報を裏付けた形となります。

デバイス名などは明らかにされず

2019年6月27日現在、今回開発が判明した新型スマートグラスの正式な名称は判明していません。詳細なスペックも不明ですが、現行モデルの「Vuzix Blade」と比較して、より通常のメガネに近い形状になったことが確認できます。Next Realityによると、本デバイスはVuzixとPlessey Semiconductors Ltd(以下Plessey)との共同開発体制で開発が進められているとのこと。

Plesseyは、1917年に創業された歴史のある企業です。現在はマイクロLEDディスプレイの開発に注力しており、Vuzixの新型スマートグラスには同社のディスプレイ関連技術が導入されます。

プレゼン資料全文の公開も予定

Next Realityによると、Vuzixは同メディアに提供したプレゼンテーション用資料の全文を同社公式サイト上で公開する予定とのこと。正確な公開日は公表されていませんがNext Realityは、近日中に公開されると説明しています。

完全なプレゼンテーション用資料によって、新型スマートグラスの正式名称や価格、発売時期が明らかになるのか。注目が集まるところです。

(参考)Next Reality


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