2月15日、ソーシャルVR「VRChat」は、最新の開発情報を公開。クリエイターが収益を得られる「クリエイターエコノミー」システムへの参加申請を、新たに受付開始したことを告知しました。
「クリエイターエコノミー」への参加が認められたクリエイターは、有料サブスクリプション用のギミックやページをワールドなどに設置可能になります。サブスクリプションの各プランは、クリエイターの所属するグループのストア欄に表示されます。
「VRChat」では、制作コンテンツから収益を得ようとした場合、BOOTHやPatreonといった外部のサイトやプラットフォームを使用する必要がありました。「クリエイターエコノミー」を使うと、「VRChat」上で直接収益を得られます。
発表によると、今回の申請で承認する人数には上限があるとのこと。「VRChat」運営は、同機能がまだ開発途上の段階であることが理由と説明しています。
今回の発表では、メニュー欄のローカライズ対応の拡充に取り組んでいることも告知されました。現在「VRChat」は、画面下部に表示される各項目の説明テキストのみ日本語化されていますが、公開された画像では、メニュー全体が日本語に翻訳されているのが確認できます。記事執筆時点では、メニュー全体の日本語化が導入される具体的な時期などは発表されていません。
(参考)VRChat