ソーシャルVR「VRChat」で、簡略化されたアバターを表示する“インポスター”機能を使用できます。
インポスター機能は、2023年末に「VRChat」に実装された新システムです。主にPC版の利用者のアップロードしたアバターを“簡略版”として生成し、Meta Quest版やモバイル(Android)版ユーザーが、そのアバターを見られるようにします。
これまでは、アバターの最適化(Quest表示対応)を行っていない場合や、他ユーザーのセーフティー設定に抵触する時などは、“フォールバック(fallback)”と呼ばれるアバターが表示される仕組みでした。インポスター機能を使うことで、自分が導入したアバターを(簡略版ですが)他ユーザーが確認しやすくなります。
インポスター機能のやり方
インポスター機能を使用するには、まず「VRChat」の公式サイトを開き、左のプロフィール欄にある“Avatars”を選択。次にMy Avatarをクリックし、インポスターを作りたいアバターを選びます。
アバターを選んだ後は、画面を一番下までスクロールし「Impostors」欄の“Generate Impostors”を選択します。生成の完了後、右側のリストの“Impostors”と書かれた部分にチェックマークが入っていれば設定は終了です。
“インポスターアバター”の外観は、「VRChat」内で確認できます。メニューからアバター欄を開き、プレビュー欄でアイコンを選択するとインポスター機能で生成したアバターを表示できます。インポスターを設定したアバターには、“Features”に「Impostor」表示が追加されます。
(インポスターアバター。下のアイコンが切り替わったことが確認できる)
「VRChat」は、モバイル(Android)版のβテストを開始するなど、対応デバイスの拡大するための動きを進めています。インポスター機能は、バージョンが異なるユーザー同士が見る“景色”を可能な限り近づけることを目標にしたシステムと思われます。
(参考)UploadVR
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