Home » 「ベイブレード」をスマホで召喚してバトルできる! ARゲーム「BEYBLADE XR Project」を試してみた


ARゲーム・アプリ 2024.04.27

「ベイブレード」をスマホで召喚してバトルできる! ARゲーム「BEYBLADE XR Project」を試してみた

かつて子供たちの間で大きな流行を巻き起こし、今でも熱心なファンが大勢いる玩具「ベイブレード」。今年2024年にシリーズ25周年を迎えた本シリーズを、XRコンテンツとして展開するプロジェクト「BEYBLADE XR Project」が進行中です。

「BEYBLADE XR Project」は、初代「ベイブレード」こと“爆転シュート ベイブレード”を軸としたアプリで、当時登場したベイブレードでバトルすることができます。

バトルに勝って新ベイブレードをゲット!

最初に選べるベイは、ドラグーンSとドランザーSの2種類。筆者は、実は初代「ベイブレード」の直撃世代で実際にベイブレードを集めていたのですが、懐かしのおもちゃが目の前に“帰ってきた”ことに、非常にテンションが上がってしまいました。

さっそく対戦です! ARでベイスタジアムを設置して「ゴーシュ―ト!」するとバトル開始。お互い(今回の相手はNPC)のベイブレードが激しくぶつかり合います!


(右側に向かってスワイプすると、ベイブレードが射出!)

ベイブレードの操作はオートですが、画面右下のアイコンをタップすることで必殺技が使用可能。使うと各ベイブレードの“ロゴ”が表示されて、場を盛り上げてくれます。

バトルに一定回数勝利すると、新しいベイブレードが手に入ります。筆者の場合は、ドライがーSと、一部で有名なあの“トライピオ”を入手できました。

トライピオは、ブレード部分が非常に大きな円形の形をしているユニークなベイブレード。ただ、使ったところかなり強さに難があるので、使い続ける場合、愛が試されそうな印象です。

ベイブレードを撮れるAR写真モードも楽しい

また「BEYBLADE XR Project」には、ベイブレードをAR撮影できるフォトモードも実装されています。

ベイブレードはサイズや設置する向きを自由に調整できます。モデルのスキャンには、ニコンの高精度3Dスキャンサービスが使用されており、近づいて撮っても問題ないハイディテールな仕上がりになっています。

ちなみに撮影したり、対戦で使用するベイブレードについてはメイン画面で変更できます。


(ドラグーンの絵もしっかりと再現)

これからの進化楽しみなホビーXRアプリ

「BEYBLADE XR Project」は、だれでも気軽に「ベイブレード」が楽しめるアプリです。本物の「ベイブレード」は、盛り上がり具合によっては、スタジアムから弾かれて、あらぬ方向に“飛ぶ”ことがありますが、こちらはARなのでそういった心配もありません。

現時点では、「BEYBLADE XR Project」はα版の段階で、精力的なアップデートが続けられています。今回紹介したトライピオも4月26日付けの更新で実装されたばかり(Android版には後で実装予定)。これからアプリがどのような進化を遂げていくのか、楽しみに見守りたいところです。

「BEYBLADE XR Project」のダウンロードはこちら(iOS版/Android版

執筆:井文


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード