株式会社バンダイナムコエンターテインメントは、新宿に2017年夏開設予定となっているVR体験施設「VR ZONE Shinjuku」に関する発表を6月13日の11時に実施しました。
発表によると、オープンは2017年7月14日(金)から期間限定で行われます。設置予定となる全16のVRアクティビティも公開されました。
バンダイナムコグループの技術力を結集した「VR ZONE」
同社の開発チーム「Project I can」は、2016年4月に東京・お台場でVRアクティビティの実験施設「VR ZONE」をオープンし、半年間営業を行いました。SNSなど口コミで話題となり、事前予約は連日満員という状況でした。
その後、2016年12月からは愛知県・長久手に、2017月5月から6月までは宮城県・名取に、それぞれ同様の体験ができる小規模な施設でVRアクティビティを展開しました。
バンダイナムコエンターテインメントは、VRアクティビティ施設「VR ZONE」構想について、「同グループが保有する人気IPとこれまで培われた3つの要素「コンテンツ開発力」、「VRオペレーション」、「体感インターフェース」を組み合わせた新しいエンターテインメント領域の挑戦」(同社常務取締役 浅沼誠氏)として紹介しました。
日本中、世界中へ2種類の施設を展開
VR ZONEは2016年夏から秋の間、東京・お台場に開設していたほか、愛知県・長久手に「VR NAGAKUTE」を、宮城県・名取に「VR NATORI」をオープンしています。
今後の展開としては、「7月に新宿・歌舞伎町にオープンする「VR ZONE SHINJUKU」を旗艦店にし、VR ZONEを世界中に同施設を展開する」(同社執行役員、AM事業部事業部長 堀内氏)とのこと。大規模施設であるVR ZONEと、面積が小さく(30〜70坪)で3〜4種類のアクティビティを体験できる小規模なVR ZONE Portalの2種類の施設を世界中に展開します。
VR ZONE Portalに関してはすでに2都市での開設が決まっており、2017年夏には初の海外展開となるロンドンに、また2017年秋には国内1号店として神戸に、それぞれ施設がオープンします。
VR ZONE SHINJUKUは2017年7月から2019年3月までの21ヶ月間稼働し、目標来場者数は100万人を見込んでいます。「少なくとも100万人ということで、さらに多くの人に楽しんでほしい」(堀内氏)とのことで、施設の盛り上げに意欲を見せていました。
総床面積は1,100坪で2階建てです。料金体系は新たな1day4チケットセットを採用。入場料と、予め分類された4つの区分のVRにアクティビティを1つずつ体験できるチケットがセットになっています。価格は税込4,400円。最低でも入場して4つのコンテンツを体験することができます。
さらに多くのアクティビティを体験したい場合はチケットを追加購入することになります。
体験できるアクティビティ一覧
VR ZONE SHINJUKUには、VRデバイスを使用するものとしないもの合わせて全部で16のアクティビティが登場します。
本施設では、「複数人で遊べる」ことを重視し、VRをこれまで体験したことのない人でも十分に楽しめるように配慮したとのこと。
エヴァンゲリオン、マリオカート、ドラゴンボールなど知名度の高く人気なIPの世界を体験できるものから、お台場のVR ZONEにて体験できた人気のアクティビティ、さらに新規のアクティビティも複数用意されています。
全16のアクティビティは公式サイトにて公開されています。
各コンテンツの詳細については別記事にてお伝えします。
オリジナルメニューやプロジェクションマッピングなど
同施設では、オリジナルで開発したメニューを楽しめる食事コーナーや室内外のプロジェクションマッピングも行うとのこと。VRにとどまらない、遊園地のような総合アクティビティ施設を目指していることが伺えます。
オープンは7月14日(金)、予約開始は6月16日昼12時から公式サイトにて受付を開始します。
施設情報
施設名 |
超現実エンターテインメントEXPO 「VR ZONE SHINJUKU」 |
営業場所 |
東京都新宿区歌舞伎町1-29-1 |
営業期間 |
2017年7月14日(金)~ 期間限定 |
営業時間 |
10:00~22:00 ※最終入場時間21:00 ・飲食ラストオーダー |
休業日 |
年中無休 |
最寄駅 |
JR新宿駅東口から徒歩7分 |
駐車場 |
なし |
駐輪場 |
なし |