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活用事例 2015.07.20

360°動画をリアルタイム配信できるソフトウェアを開発中の「VideoStitch」が225万ドルの資金調達

VideoStitch社はベンチャーキャピタルより225万ドル(約2.7億円)の資金を調達しました。この会社は、GoProなど多数のアクションカムを使った360°映像をライブ配信し、Oculus RiftなどのVRヘッドマウントディスプレイで見れるソフトウェアを開発しています。

image02

各カメラの映像データはコンピューターに送られ、繋ぎ合わされます。同時に輝度の調整や、映像の乱れの除去も行われるとのこと。このソフトとOculus Riftにより、なめらかで画像の乱れの無い360°映像を、離れた場所からもリアルタイムで体験する事が出来ます。

image01こちらは缶詰の缶に、GoProをテープで巻きつけたもの。これだけの量のカメラがあってもリアルタイムで映像が出力され、没入感をさらに増大させるものになっています。

「VideoStitch」は、現在開発中の360°ライブ映像ソフトだけに留まらず、多くの映像のプロが動画を簡単に繋ぎ合わせる事が出来るソフトウェアVideoStichを提供しています。3月に開催されたFacebook社の開発者会議では、360度映像をVRで共有するブース「Teleportation Station」で展示されたコンテンツを制作しています。

image00F8でのTeleportation Stationの様子

(参考)
・TechCrunch_VideoStitch Grabs $2.25 Million To Produce 360 Video In Real Time
http://techcrunch.com/2015/07/08/videostitch-grabs-2-25-million-to-produce-360-video-in-real-time/

・VideoStitch公式サイト
http://www.video-stitch.com/


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