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超解像度VRのVarjo、日本企業と提携 AR/VR両対応デバイスの開発へ

人の眼レベルの超高解像度VRを目指すフィンランドのスタートアップ企業Varjoは、開発中のVRヘッドセットに「ARパススルー機能」を搭載することを明らかにしました。これにより、ハイクオリティなVR/AR両対応のヘッドセットの開発を目指します。

70倍の解像度のヘッドセットにAR

Varjo Technologiesはフィンランドに設立されたVRスタートアップです。同社は人の眼が現実を捉える解像度と同程度の高解像度を目指しており、2018年現在、市販されているVRヘッドセットの約70倍という超高解像度VRの研究で世界中から注目を集めています。

同社は世界最大のモバイル機器カンファレンス「MWC 2018」の中で、開発中のVRヘッドセットに「ARパススルー機能」を搭載する予定であることを発表しました。パススルー機能とは、VRヘッドセットの前方に取り付けられたカメラを使って撮影した映像を、VRヘッドセットを装着したままディスプレイに表示して見る機能で、Gear VRなどに搭載されています。同社はさらにAR機能を追加し、AR/VR両対応端末の開発を進めていることを明らかにしました。

日本企業の技術を採用

VarjoはVRとARのハイブリッド実現に向け、日本のチップメーカーであるソシオネクスト社のカメラ用画像処理プロセッサを採用しています。ARパススルー機能は「フロントカメラで撮影した映像を、リアルタイムで投影する」ことに加えて「投影する映像にAR体験を加える」という2つの非常に複雑な処理を必要としており、それを実行できるという点でソシオネクスト社のプロセッサには大きな期待が込められています。

従来の概念を壊す存在となるか

「Varjo」のCEOのUrho Konttori氏は「実世界とデジタルの世界を、前例のないレベルで結合できる」とコメントし、大きな自信を覗かせました。VRとARのハイブリッドは中国のメーカーなどが開発に乗り出していますが、実用化できたメーカーはまだありません。現在発売されているヘッドセットの70倍の解像度を誇るなど、Varjo社が開発中のヘッドセットは複数の点において既存のVR/ARの概念を覆すものであり、今後の動向に大きな注目が集まります。

(参考)Road to VR
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