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徐々に明らかになる次世代VRヘッドセットのコア技術

ゲーム配信プラットフォームSteamの運営企業であるValveは、現在VRハードウェアメーカー向けに独自のVR用コア技術の提供を行なっています。

同社が提供する技術には、VRヘッドセット用のディスプレイ、液晶(LCD)パネル、有機EL(OLED)パネル両方に対応したカスタムレンズ、新型トラッキングシステムが含まれます。Valveはこれら要素技術をVRハードウェアメーカー向けに提供しており、SteamVRに対応したVRヘッドセットの開発を促進しています。

VRメディアRoad to VRにて公開されたプレスリリースでは、液晶パネルの技術が進歩したことにより、高速かつ低遅延で高精細な映像を表示可能な液晶パネルが登場したことについて言及しています。これによって次世代のVRヘッドセットでは液晶パネルを採用するデバイスが数多く登場する可能性があります。

液晶パネルを採用したデバイスが複数登場

現在、市場に流通しているVRヘッドセットは液晶パネル、有機ELパネルのどちらかを採用しています。HTC ViveやOculus RiftなどのPC接続型ヘッドセットは有機ELパネルを採用、先日発表された8K映像が表示可能な『Pimax 8K』、Oculus Connect 4にて発表された一体型HMD『Oculus Go』、またWindows MRヘッドセットなどが液晶パネルを採用しています。

Valveが提供するカスタムレンズは液晶、有機EL両方に対応しており、VRハードウェアメーカーがどちらのパネルも選択できるようにしたものと考えられます。また同社のカスタムレンズに対応する補正ソフトウェアも用意されており、レンズは85度から120度の視野角に対応します。これらの要素技術を用いて、複数のメーカーからSteamVR対応のヘッドセットが発表される可能性があります。

また、Valveは新型のトラッキング技術の開発も進めており、サブミリ単位のトラッキングが可能な『Watchman』トラッキングモジュールのリファレンスデザインを公開しています。また『SteamVR Tracking 2.0』では複数のベースステーションを使用したトラッキングが可能になり、対応するベースステーションを発表しています。

(参考)
Road to VR / Valve Says New Calibration Software Makes Lower-Cost LCD Panels Viable for High-End VR(英語)
https://www.roadtovr.com/valve-says-new-calibration-software-makes-lower-cost-lcd-panels-viable-high-end-vr/

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