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話題 2021.02.07

Valveのブレイン・コンピューター・インターフェイス搭載デバイス「Galea」開発者版が2022年前半に登場予定

2020年2月、Valveが明らかにしたブレイン・コンピューター・インターフェースの開発プロジェクトに、さっそく続報がありました。アイトラッキング技術で知られるスウェーデンのTobii(トビー)との提携です。Valveは、すでにブレイン・コンピューター・インターフェース技術に関してオープンソースでの研究開発を行っているOpenBCIと提携しており、新たにTobiiが加わります。

そして、VR/ARヘッドセットでの使用を想定したブレイン・コンピューター・インターフェイス(BCI)「Galea」の開発者向けキットが、2022年前半、アーリーベータアクセスパートナーを対象にリリースされることを告知しました。

BCIは、将来的に、非侵襲でソフトウェアデベロッパーが脳へアクセスし、体験の“編集”を可能にすると言われている技術。Valveのゲイブ・ニューウェル氏はインタビューにて、同分野の研究はハイスピードで進行しており、BCIが「エンターテイメントをガラリと変えるだろう」とコメントしています。

「Galea」には、Tobiiのアイトラッキング技術が搭載。同デバイスには、VALVE INDEX(バルブ・インデックス)の“デザイン要素”が組み込まれるとのこと。米メディアRoad to VRは、今回の発表の内容から、「Galea」は、センサー付きのストラップ的なデバイスではなく、改造されたVALVE INDEXのような機器の可能性があると論じています。

(参考)Road to VR

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