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話題 2024.04.17

“新宿東口の猫”の登場以降、都内で大型3Dビジョンが続々と増加中 立体的に見える映像が街の名物に

4月1日より、新宿駅南口に大型3Dビジョン「新宿サザンテラスビジョン」が新設されました。都内では3Dビジョンが数多く設置され、新たなプロモーションの形として脚光を浴びています。

「新宿サザンテラスビジョン」は大型のLEDサイネージで、L字型のディスプレイからは、まるで飛び出してくるような迫力ある映像を見られます。また、3Dビジョンによる実証実験として、テスラの新型自動車の広告に表示された二次元コードをスマ ートフォンで読み取ると、 XRコンテンツを体験できるという取り組みも行われるとのこと。

3Dビジョンは、新宿だけではありません。渋谷駅前では「シンクロ7シブヤヒットビジョン」「シブハチヒットビジョン」が設立されており、渋谷駅前に設置された8面の大型ビジョンが連動し、超巨大秋田犬の3Dカラクリ時計が放映されています。他にも、表参道交差点には「表参道ヒットビジョン」が設置されています。

そもそも、3Dビジョンとは?

3Dビジョンは、人の目の錯覚の仕組みを利用して、裸眼でも立体のように見えるスクリーンのことです。一般的な2Dの映像広告も流れますが、まるでこちらに映像が飛び出してくるように見える立体的なPR広告が数多く発表されるようになりました。

特に話題となったのが、新宿駅東口のクロス新宿ビジョンで放映されている「新宿東口の猫」です。巨大な猫が飛び出して見えるとSNSで大きな話題となり、新宿地域の名物のひとつになりました。

その後も人気コンテンツの3D広告が数多く放映されており、ポケモン、ちいかわ、チェンソーマン、モンハンなどともコラボしています。

また、立体広告だけではなく、VTuberグループ「にじさんじ」では、ボーカルユニット「Nornis」のライブを、クロス新宿ビジョンでリアルタイムに行う新たな挑戦が話題となりました。ライブでは、駅前の広場に集まったファンが、VTuberとリアルタイムに会話するという一幕もあり、道行く人たちを驚かせていました。

インパクトのある演出で多くの通行者の視線を奪う3Dビジョン。今後、全国各所に設置され、観光名所のひとつとなっていくかもしれません。

(参考)プレスリリース


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