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業界動向 2020.11.26

XRを学ぶカリキュラムを教育機関に提供 UnityとXRスタートアップがタッグ

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社と株式会社Psychic VR Labは、XR(VR/AR/MR)を総合芸術として学べる学校「NEWVIEW SCHOOL」の教材を活用した教育機関向けカリキュラムの提携事業を開始します。

XRのコンテンツ開発には、ゲームエンジンなどの使い方だけでなく、様々な感覚を使う体験設計や3次元空間のデザインなど、複合的なスキルが必要となります。

「NEWVIEW SCHOOL」は、次世代アーティストの発掘・育成を目指すアートスクールです。Psychic VR Lab、パルコ、ロフトワークの3社による共同プロジェクト「NEWVIEW」の活動の一環として設立されました。2019年6月に東京と京都で開講し、2020年7月の第2期では、すべてのカリキュラムがオンライン化、国内外の40名が受講しています。

今回発表されたカリキュラムでは、VR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」・ゲーム制作エンジン「Unity」を学ぶ講座や、「NEWVIEW SCHOOL」の講師による講義を実施。各種教育機関向けのカリキュラム設計から講義の運営、サポートまで提供します。

プラン概要
・3ヵ月(週1全10回)カリキュラム設計 ※応相談
・Psychic VR Labがユニティ・テクノロジーズ・ジャパンと共同で開発しているVR/AR教材の選定・提供
・外部講師・テクニカル講師のアサイン
・講義(状況次第で、オフライン可)
・テクニカルサポート
・卒業作品はPsychic VR Lab主催のコンテスト「NEWVIEW AWARDS」へ応募

教育機関側が準備する物
・Zoomなどのオンラインツール(オフラインであれば会場)
・学生との連絡ツール
・STYLYに対応したUnityのインストール ( PCの推奨スペック
・VRの場合:VRヘッドセット / ARの場合:スマートフォン
・機材レンタル可(追加費用発生)

本カリキュラムはデジタルハリウッド、専門学校札幌デザイナー学院、専門学校ITカレッジ沖縄の3校で導入されます。

クリエイターの新たな表現方法を広げる

NEWVIEWでは、同校やVR/AR作品アワード「NEWVIEW AWARDS」を開催するなど、クリエイターの新たな表現方法としてVR/ARの利用を広げていく取り組みを進めています。

(参考)ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社 プレスリリース


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