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開発 2022.05.06

Unreal Engine 5がMeta Quest 2向け開発で利用可能に。ただし一部機能が未実装

ゲームエンジン「Unreal Engine 5(UE5)」のOculusブランチが公開され、Meta Quest 2向けのコンテンツをUE5で開発することが可能となりました。

LumenやNaniteは利用不可、現状は4.27を推奨

UE5は2022年4月に正式リリース。ライティングシステムの「Lumen」や、仮想化マイクロポリゴンジオメトリシステム「Nanite」など、リアルタイムレンダリング等に向けた機能が強化されています。しかし、これらのコア技術はVR開発では現状利用できないとのこと。

またMetaは、UE5のOculus Branchにおいて、以下の機能がまだ実装されていないことを明らかにしています。

・パススルーまたは空間アンカー
・レイトラッチ(Late Latching)
・アプリケーションスペースワープ(Application SpaceWarp)
・モバイルトーンマップサブパス(Mobile Tonemap Subpasses)
・サンプルプロジェクトとショーケースプロジェクトの UE5 への移植

これらの機能が未実装となっているため、Metaは現時点におけるVRアプリ開発にはUnreal Engine 4.27の使用を推奨しています。

(参考)Epic GamesOculus for DevelopersUploadVR
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