トヨタ自動車は、アーク溶接作業時の安全教育VRシステムを導入しました。社内教育用途で使用し、工場内で起こりがちな労働災害の減少に役立てる狙いです。コンテンツ開発は、松屋フーズ向けのVRトレーニング開発など、多数の開発実績を持つ積木製作が担っています。
（出所：積木製作）
エンタープライズ向けVR教育コンテンツの企画・制作で知られる積木製作が、公式サイトでトヨタ自動車向けの開発事例を公表しました。
このコンテンツの利用者は、アーク溶接作業において危険な服装、工具使用、職場環境などについて、フォトリアルな3D映像の再生中にリアルタイムで正誤指摘するテストを受講できます。
（出所：積木製作。3D映像再生中の画面）
ユーザーは採点結果を閲覧し、指摘の抜け・漏れを確認できるほか、作業時の注意事項をテキストで読むことができます。
（場面指摘テストの結果画面）
開発を担った積木製作は、将来的な展開として、トヨタグループ内におけるゲームエンジン（Unity）を活用した教育コンテンツ開発の内製化を支援する方針です。
（参考）積木製作
