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Vision Pro 2023.08.10

アップルCEOのティム・クック氏は「Apple Vision Pro」を日常的に使用している

アップルのCEO、ティム・クック氏が、2024年に発売が予定されている同社の空間コンピューター「Apple Vision Pro」を日常的に使用していることが判明しました。

「Apple Vision Pro」は、日本時間6月6日の「WWDC23」にて発表されたデバイスです。専用の「visionOS」を搭載し、カメラで取得した現実世界上にバーチャルな情報を重ねる「パススルーMR(Passthrough Mixed Reality)」的な表現を実現します。現実世界に拡張ディスプレイを配置することや、周囲に映る現実世界をダイヤル調整で”割合を減らす”ことで、VRのような没入的体験も可能と目されています。

クック氏が同デバイスを愛用しているという情報は、現地時間の8月3日に行われた、2023年度第3四半期決算のカンファレンスコールにて明らかになりました。会議では、ドイツ銀行のシドニー・ホー氏が「Apple Vision Pro」の収益に関する質問を実施。クック氏は以下のように返答しました。

「Apple Vision Pro」には、大きな期待を寄せています。デモを見たメディアやアナリスト、開発者は皆驚いていますし、社内でも大きな盛り上がりを見せています。

我々は(「Apple Vision Pro」の)来年の正式リリースを楽しみにしてますし、現在開発者コミュニティーに対してデバイスの出荷も行い、アプリの開発を始めてもらっています。また私自身、日常的にこの製品を使っています。

なお質疑応答では、クック氏が「Apple Vision Pro」のどういった機能を利用しているのかは、明らかにされませんでした。

(参考)UploadVR

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