2024年4月第4週はMeta Quest 2（メタクエスト2）、Meta Quest 3（メタクエスト3）向けに有料アプリ3個がリリースされました。
今週のピックアップ
「Arcade Paradise VR」
時は1993年。定職に就かずにいた主人公「アシュリー」は、老朽化したコインランドリー「キングウォッシュ」の管理を父親から押し付けられ、毎日、洗濯と清掃の退屈な日々を送っていた。だがある日、ランドリー内に置かれたアーケードゲームの筐体が意外な好収益をもたらしていることをアシュリーは知る。
そして、アシュリーは父親への反抗も踏まえて決断するのであった。
「そうだ、コインランドリーをゲームセンターに改造して、不労所得でビッグになろう！」……と。
そんなコインランドリーをゲームセンターへと徐々に改造していくことに挑む、マネジメントシミュレーションゲーム。元は2022年にPC（Steam）、Nintendo Switchを始めとする家庭用ゲーム機向けに展開された作品で、そのVR版となります。
前述のオープニングストーリーの通り、プレイヤーの目的は老朽化したコインランドリーをゲームセンターへと改造していくこと。そのために日々の仕事をこなしてお金を稼ぎ、それをもとにゲームの筐体を購入してランドリー内に配置していきます。
特色は、筐体に収録された実際に遊べるオリジナルのアーケードゲームと、それをプレイすることで収益が上がるシステム。アーケードゲームは30種類以上が用意されていて、そのどれもが実際に遊べるように作られています。
また、各ゲームには目標が設定されており、それを達成するとゲームの人気が増し、1つの筐体で得られるインカム（売上）も上昇していくようになっています。つまり、筐体は買って終わりでなく、遊ぶことも必要。そんなコインランドリーのマネジメントとゲームを遊ぶ体験が入り混じる、独特な体験が楽しめます。
アーケードゲーム以外の仕事、洗濯や掃除といった「タスク」もミニゲーム化されていて、単なる作業に終始しません。また、上手くこなすことで得られる報酬が上昇する謎の評価システムも実装。上手くこなせばこなすほど、筐体購入の幅も広がります。
VR版はストーリーやシステムなど、基本はオリジナル版を踏襲。操作周りと視点構成はVR向けに最適化され、ランドリー内に自らがアシュリーとして立った感覚で筐体ごとのアーケードゲームが楽しめるようになっています。体感系のゲームが操作も含め、現実さながらのものへと進化しているのも見所です。
（YouTube「Arcade Paradise VR | Launch Trailer」より）
さらにMRモードも収録。自宅の部屋に筐体を置いて、仮想のゲームセンターに作り上げる遊びも楽しめます。もちろん、オリジナル版同様にゲーム内言語は日本語に対応。また、各ゲーム筐体が故障した際に”とある虫”が飛び出すゲームも健在で、VRの表現を獲得したことによって実在感が増している模様です。（※虫嫌いの方はご注意ください）
その一風変わったゲームコンセプトに惹かれた方、オリジナル版を遊んだ人には必見の新作。老朽化したコインランドリーをアーケードゲームの楽園へと大改造する、ビフォー＆アフターの日々を楽しんでみましょう。
新作一覧
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「Arcade Paradise VR」 開発：Nosebleed Interactive 日本語対応：あり ジャンル：コインランドリー＆ゲームセンターマネジメントシミュレーション 価格（税込）：2,208円 評価：星4.6（91件） Meta Store |
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「Contractors Showdown」 開発：Caveman Game Studio 日本語対応：なし ジャンル：バトルロイヤル 価格（税込）：2,208円 評価：星4.5（506件） Meta Store |
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「NOPE CHALLENGE」 開発：Happy Manic LLC 日本語対応：なし ジャンル：スタントホラー 価格（税込）：2,208円 評価：星4.0（32件） Meta Store |
※評価は執筆時点のOculus Storeでの評価です。
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