多くの人々は飛行機のフライト中、映画や音楽、ゲームを楽しんでいますが、あるハリウッドスターは“自前のVRヘッドセットの持ち込み”を試みたようです。女優のティファニー・ハディッシュは、空港で待ち構えるパパラッチ達の前にVRヘッドセットを装着した姿で現れました。
https://www.tmz.com/videos/072419-tiffany-haddish-4597061-0-q2nhpe20/VRヘッドセットを外さずにパパラッチと会話
動画の中でティファニー・ハディッシュは「私、今VR体験しているの」と説明し、パパラッチからのゴシップニュースに関する質問には一切答えようとしませんでした。ティファニーのそばには歩行をサポートするアシスタントがいたため、空港到着後、タクシーを降りてからエスカレーターに乗り、無事に移動することができています。なお、セキュリティチェックでは、VRヘッドセットを外す必要があるので、その状況になって初めてティファニーの顔を捉えることができました。
ティファニーがパパラッチからの質問で唯一答えたのは、VR内のどこにいるかとの質問で「とても美しい庭にいるわ。……成功の庭よ。」と意味深にコメントを残しています。フライト中もVRヘッドセットを装着し、VR体験を楽しむとのこと。
フライト中のVR体験への取り組みが広がる
いくつかの航空会社では、長時間のフライトを快適に過ごせるように、フライト中のVRを提供できるサービスを実施しています。アラスカ航空ではアイマスク型のVRデバイスを配布し、フライト中に通常映画、3D映画、VR動画を楽しめるコンテンツを配信しています。
一方で、搭乗中のVRヘッドセットを装着することは非常時に危険に繋がるリスクを持つとの調査結果も出ています。コンテンツに集中する乗客に対して、客室乗務員がコミュニケーションをとるのが困難になることに加え、非常事態に気付かないという結果になっています。VRを着用して過ごす快適なフライトと安全面との両立に、今後どのように取り組んでいくのか期待したいところです。
(参考)TMZ、HotNewHipHop